下剋上!なった!
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
DeNAがやってくれました。ソフトバンクとの日本シリーズ連敗からの4連勝、史上2度目の大下剋上です。(公式戦3位からの勝ち上がっての日本一)DeNAのシーズン成績は71勝69敗で貯金2、勝率 .507での日本一はこれまた史上最低。一方パリーグの覇者だったソフトバンクのシーズン成績は91勝49敗 .650で貯金42ですからDeNAとはえらい違いです。
戦前の私の予想は数年前の巨人と同じソフトバンクにDeNAが一方的に敗れ去ると思っていました(失礼)。
実際にふたを開けるとまずはソフトバンクが連勝、私の確信はますます強くなりました。
結局そこからソフトバンクは4連敗したわけです。
この要因は何でしょう。セリーグ3位から勝ち上がったDeNAの勢いとしか思えません。短期決戦の恐ろしさです。
私は再々ソフトバンクの分厚い選手層に言及していました。
結局その分厚い選手層も勢いに乗ったDeNAに打ち破られたわけです。
ソフトバンクも有原モイネロの2枚看板で2連勝しましたが、続くスチュアート・大関・大津が今一だったわけです。
打線でも山川(パリーグ本塁打・打点1位)・近藤(首位打者、打点パリーグ4位)・栗原(パリーグ打率4位、本塁打5位、打点3位)・柳田と強力打線だったわけです。これだけのメンバーが揃って不振に陥ってしまった感じがあります。
日程の問題もあるのかもです。
ソフトバンクは10月4日が公式戦の最終戦でした。
次に10月10日から日ハムとのクライマックスシリーズファイナルステージ3連戦(中11日)。そして10月20日からの日本シリーズです。(中7日)
一方のDeNAは10月6日が公式戦の最終戦(中7日)。
10月12日からクライマックスシリーズファーストステージの2連戦(中5日)。10月16日からはクライマックスシリーズファイナルステージ6連戦(中2日)。そして10月26日からの日本シリーズ(中4日)です。
こうして見ると公式戦1位でクライマックスシリーズファーストステージを戦わないソフトバンクが日程的に間が空いてしまいます。実際には中11日と中7日にどれほどの違いがあるのか、この間に選手達は温泉旅行に行くわけではありません。今回のソフトバンクのケースはイソップ童話の「ウサギと亀」そのままのように思えます。
余りにもワンサイドでシーズンを制し、(2位と13.5ゲーム差)。クライマックスファイナルステージも3連勝。そして日本シリーズで2連勝と一方の日本シリーズの相手はぎりぎり勝率5割確保で勝ち上がったDeNAです。誰もがソフトバンクの日本一を確信していたでしょう。まさにここでウサギの心理状態になってしまったのではないでしょうか。
ソフトバンクの選手たちはベテランぞろいですが、小久保監督はまだ1年目。決して、気を緩めるような雰囲気を出してしまったということは無いでしょうが、だれが見てもソフトバンク有利の筈でした。
個々の選手で良かった悪かったはあるでしょうが、短期決戦の中でDeNAの桑原や牧を調子づかせてしまったのは一つの敗因ですが、それではどうすればよかったの?という話です。短期決戦の中でいかに選手の緊張感を切らさずに持っていくかということが多分来期もパリーグトップであり続けるであろうソフトバンクの課題です。
Yahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています
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