GG賞の不思議
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
プロ野球にはゴールデングラブ賞という表彰項目があります。
公式戦終了後にベストナインやMVP、新人王などと同時に選ばれるドラフト会議と並ぶ
シーズンオフの一大イベントです。
ただし扱いとしてはMVP-新人王ーベストナインの次という感じで、やはりベストナインのように
そのポジションでガンガン打った選手よりも地味な扱いになります。
GG賞といえば宮本慎也選手・飯田哲也選手のように打者としても優れていましたが、
守備が一級品だった職人的な選手が思い浮かびます。
上記のMVPやベストナイン同様、このGG賞もプロ野球記者の投票によって選ばれます。
まあほぼほぼこの投票結果は妥当のような気がしますが、
あくまで人気投票ですから、記者の思い込みも大きく影響されます。
例えばセリーグのセカンドというと広島の菊池選手というように世間ではこの選手一択のような
風潮があり、山田哲人選手がどれだけ堅実な守備をしようが、山田選手がGG賞に輝くことはまずありません。
今年入団したエスコバー内野手はメジャー版GG賞を受賞した選手という事で、「守備は名手」的に
扱われていますが、オープン戦や練習試合を見ると、長い手足を利用して日本人選手には難しいような
球を補給していますが、そのあとの処理でよく1塁に悪送球していました。
練習試合だからとなめているのでしょうか。それとも送球に難があるとしたら問題です。
この守備力を判断する指標の一つにUZRという数値があります。
その守備位置での同じ守備機会を同じ守備位置の平均的な野手が守る場合に比べてどれだけ
失点を防いだかを示す指標とのことです。なんとなくわかったようなわからんような指標です。
しかし今やこういう数値も年末の年棒査定に使われているようです。
昔のように「俺は20勝した」とか「3割打った」だけで年棒交渉する時代ではなくなったのでしょう。
昨年のGG賞セリーグ一塁手部門はDeNAのロペス選手でした。
このロペス選手のUZRは0.3で一塁手としてのヤクルト村上選手のUZRは4.2だったようです。
(UZRは数字が大きい方がよい)とすると一塁手としては村上選手の方がロペス選手より
ダントツに優れていたとUZR上ではなります。
しかし村上選手は三塁手として10エラーもしており、守備は下手というイメージが記者さんたちには
しみついているのかもしれません。
確かに昨年の村上選手はお世辞にもGG賞にふさわしいとは思えません。
しかし守備力を測る指標としてUZRが正しいものならば、そしてGG賞がポジションを限定して
与えられるものならば、この結果はおかしいとなります。
ホームラン王とか打点王他は疑いようのない客観的な基準で選ばれるものですから
GG賞やベストナインも厳とした基準を作って人気投票ではなく選ぶべきでしょう。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
ショートですよね。
貴社が素人なんですよ。
読売しか知らないど素人。
京田や大和の方が明らかに上手いのは素人の私でも分かる事。
素人記者投票は廃止してAIが決めた方が明らかに良いんじゃないですか?