プロ野球16球団制?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

いよいよ緊急事態宣言が出そうです。
どのような規模で規制が行われるのかは不明ですが。いつまでもだらだらせずに、すっぱりとけりを付けたいものです。

さて、しばらく前にソフトバンクの王会長がプロ野球を16球団に増やすことを提唱しました。
一番の理由は球児の受け皿を増やすことです。
近年独立リーグが増えてきていますが、NPBと比べるととてつもなく安い年棒で、選手たちは将来のドラフトで
指名されることを夢見て日々精進しています。

ヤクルトでは大村捕手が大学・社会人からBCリーグ石川を経て2016年育成ドラフト1位で入団しています。
他に松本友内野手が大学からBCリーグ福井を経て2018年育成ドラフト2位で入団、
内山捕手が社会人からBCリーグ栃木を経て2018年育成ドラフトの1位です。
ヤクルトの独立リーグ出身者はとりあえず育成で取って二軍で見てみる、というスタンスのようです。
大村捕手なんて確か練習試合でDHでスターティングメンバーになっていた記憶があります。
(結果は出ませんでしたが)首脳陣は打力を買っているのでしょう。
しかし大村選手も28歳、吉田大成選手もそうですが、大学・社会人まで経ると年齢がいってしまいます。
早く結果を出さないと厳しいものがあります。

そもそも今の12球団制だと、クライマックスシリーズで3位と2位が戦い、その勝者が1位と日本シリーズ出場を
かけて戦うわけです。
西武のように2年続けてリーグ優勝したにも関わらず、日本シリーズ出場権はソフトバンクにさらわれ、
1年間(半年)散々苦労して勝ち取ったリーグ優勝も色あせてしまいます。
確かにリーグ1位対2位の決戦には1位チームに1勝のアドバンテージがありますが、短期決戦では2位3位戦を勝ち抜いた
下位チームがしばしば勢いを持ちます。

王会長の提唱する16球団制にすれば、例えば4チームづつ、現在のセパ2りーぐではなく4リーグにし、
4リーグそれぞれの覇者でセミファイナル、日本シリーズと行えば、現在のCSシリーズの不自然さも解消されます。

新チームの候補地として、新潟(日本海側)・沖縄・松山(四国)・静岡とNPB空白地が候補に挙がっています。

昨年結成された琉球ブルーオーシャンズはこの構想に沿って結成されました。
ヤクルトからは寺原投手がコーチとして、村中投手・沼田投手・比屋根外野手が選手として加わっています。

この4球団増設にはもとヤクルト監督の古田氏が先頭に立って動いているようです。
古田氏は近鉄バッファローズが経営を続けられず、12球団が11球団になりそうな時に選手会長としてストライキを打とうとしたり、なかなか政治的な人物です。ヤクルト監督を辞めた後、政治家になるという噂もありました。

何にせよ、プロ野球の活性化につながることです。
こういう変化に保守的なセリーグの各チームは頭を柔らかくして、ずっと落ち目だったプロ野球で
何をすれば活性化につながるか、よく考えましょう。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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