併殺打が少ないのは?
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
ノーアウトまたは1アウトでランナー1塁、この時投手は打者をゲッツーに取れれば最高です。
逆に打者が併殺打を打てば攻撃側にとっては最悪のケースとなります。
進塁打という考えもあるので打者にはゴロを打つことが基本求められますが、この打球が守備の正面に行けば併殺打になったりして紙一重、ということもあります。
それでは昨年のセリーグの併殺打王を見てみましょう。
ヤクルトのサンタナ・DeNAの牧・中日の細川が17併殺打でトップですが打席数はそれぞれ516・605・576ですからサンタナは30.3打席に一回併殺打、牧は35.6打席、細川は33.9打席となります。参考までにオスナは543打席で13併殺ですから41.8打席に一併殺となります。(打席/併殺打)
逆に少ない方では意外ですが阪神の佐藤輝が4併殺(548打席)で1位です。
2位が巨人坂本(455打席)・阪神中野(660打席)・DeNA関根(532打席)の5併殺です。
村上も6併殺(597打席)ですからそれに続くわけです。
それぞれを併殺率を出すと佐藤輝が137打席・坂本が91打席・中野が132打席・関根が106打席・村上が100打席に一度併殺打を打つ、という結果でした。
多い方では40打席未満に一回併殺(ということは約10試合に一回)となり、少ない選手は25試合に一度併殺という話です。
上記の少ない理由は坂本選手を除いては左打者、しかも俊足ということで他の選手ならがゲッツーになるケースを足の速さで一塁セーフ、ということが一つには考えられます。中野選手・関根選手には特に言えます。
昨年のセリーグの盗塁王(28盗塁)の阪神近本選手は585打席で6併殺打ですから99打席に一併殺です。
もう一つのポイントは佐藤輝・村上に言えることですがホームラン狙いでフライボールが多くなる若しくは三振で、ゲッツーになるような内野ゴロをあまり打たない、と言えるのかもしれません。
とすればヤクルトのサンタナが併殺打トップになったのも昨年打率セリーグの3位だったのは長打を狙わず、ヒットで打率稼ぎをした影響と言えるかもしれません。
これも再々言っていることですが、どんなに良い当たりを飛ばしても打球が野手の守備範囲に飛べばアウトです。
これを避けるにはホームランしかありません。
当たりが良かったばかりに併殺となったり、逆にぼてぼての当たりが幸いして内野安打になったりポテンヒットになることもあるわけで、結果オーライという面も野球にはあるわけです。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています
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