清水って凄い?
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
守護神?マクガフがヤクルトを去り、急遽ケラ投手を獲得したわけですが、再三言っておりますように
新外国人選手がヤクルトの野球にはまるのか、来日してプレーしてみるまでは何とも言えません。
もちろん新外国人選手に関しては高津監督以下多くのスタッフがビデオなどを見てさんざん検討した末の
獲得なのでしょうが、昨年の3新外国人選手(スアレス・コール・キブレハン)を見れば、どこまで真剣に検討したのか、それにしてもやってみなければわからない、というのが本当のところです。
そこでケラ投手がうまく機能しなかった場合も想定した今年のヤクルトのチーム作りも指揮官としては
当然検討しているはずです。
そして二番目のクローザー候補の一番手に躍り出るのは清水投手です。
清水昇 26歳 国学院大学卒 2018年ドラフト1位指名です。
ドラ1とはいえヤクルトは1巡目で根尾選手(高卒二刀流)を4球団競合で外し(中日が獲得)、
2巡目では上茶谷投手(大卒)を2球団競合で外す(DeNAが獲得)とほほ、の末の3巡目での指名権獲得でした。
何のために根尾を指名したのか(高卒の投手?野手?有名選手だから?)なんとも節操のない使命です、
2巡目では一転して即戦力大卒投手です。
外れ外れの1位指名とは山田哲人を彷彿させます。
しかし即戦力期待の大卒の清水にとってルーキーイヤーは苦いものとなりました。
先発投手としての仕事はできず、3先発で3敗と打ち込まれ、中継ぎ(敗戦処理?)に降格、
1年目は11登板、3先発で26回を投げ、0勝3敗、7被本塁打、7.26の成績でした。
2年目からは中継ぎに転向、30Hを挙げ最優秀中継ぎ賞を受賞しましたが、53.1回を投げ防御率は3.54まで
改善しましたが、被本塁打10と一発を浴びることが多く、3年目もホールドの日本記録を作りましたが、
67.2回で12被本塁打と一発病は変わらずでした。
しかし昨年は怪我やコロナ離脱もあり、50登板、46.2回を投げ、5勝4敗、28H、とホールドは大きく減りましたが、
防御率は1.16、被本塁打はなんと1本と勝利の方程式にふさわしい姿になったわけです。
クローザーはセットアッパーとは違う。そのプレッシャーたるや、、、なんて話がよく聞かれますが、
だれでもいきなりクローザーになれるわけではありません。
昨年のヤクルト投手陣の防御率1点台を見ると、
清水 46.2回、1.16
田口 36回、1.25
山下 12.1回、1.46
石山 36回、1.75以上で
ちなみにクローザーのマクガフは53.2回で2.35でした。
一概に防御率のみで判断はできませんが、清水投手が2年目から毎年大きく成長していることはわかります。
不安定な(いついなくなるかわからない)外国人選手にクローザーという重要なポジションを任せるのではなく、
自前(日本人生え抜き)の秋吉・石山以来の和製クローザーも考えてみてはいかがでしょう。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています