ヤクルトの代打陣
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
今シーズン今のところヤクルトは打線が湿っており、それは代打にも言えます。
昨年ヤクルトは川端を代打の切り札とし.372、代打として真中氏に次ぐ30安打を放ち神的な活躍をしたことも
ヤクルトの昨年の日本一の大きな力になりました。更に川端の露払い的に宮本も代打で良い活躍をしました。
それ以前には荒木・西田の代打コンビが良い仕事をした時もありました。
DH制の無いセリーグでは中盤以降の勝負所で投手や8番の打順で代打を送り一挙に形勢を決する作戦が必要になります。
ということで今年のヤクルトの代打陣を見ます。(下記数字はあくまで代打として登場した時の成績で、
守備固めや代走で入ってからの打席や、代打で出てそのまま守備に就いた後の打席は含みません)
川端 21打数、1安打 .048
濱田 12打数、2安打、1四球 .167
宮本 12打数、3安打、1死球、.250
内山壮 6打数、2安打、1打点、.333
荒木 3打数、1安打、1四球、.333
中村 2打数、1安打、.500
青木 2打数、0安打、.000
奥村 1打数、0安打、.000
太田 2打数、0安打、.000
西浦 1打数、0安打、.000
山崎 1打数、0安打、1犠打 .000
古賀 1打数、0安打、.000
ヤクルトトータルでの代打成績が64打数10安打の.156です。
これならわざわざ代打を出す意味がありません。投手なりにそのまま打席に立たせてバントでもさせた方が良いという話です。
特に代打の切り札的に使われている川端の貧打が顕著です。高津監督も意地のようになって川端を使い続けていますが、
無駄弾となっています。確かに選手がその年ごとに状態が大きく変わることはよくありますが、にしてもです。
ヘルニア手術からのリハビリに打ち勝って昨年はあれだけ華々しい活躍を見せた川端選手の惨状は痛々しいものがあります。
川端の他のメンバーで成果を挙げているのは濱田・宮本・内山壮です。
これらの選手はサブメンバーとして時々先発にも入ります。太田も含めこれからのヤクルトを背負う期待の星でもあります。
中村は正捕手に復帰、荒木はオスナの守備固め、青木は休ませながら先発、山崎はこのところ株を上げているので、
外野の先発争いに食い込みそうです。
古賀は中村が戻って内山壮との併用になりますが、いかにも打力が劣ります。
どうもお寒い限りの代打陣です。ここはやはり2軍から生きのよい選手を上げる必要があります。
ファームで打っている松本友や育成の赤羽当たりを支配下にして打線に喝を入れてはどうでしょう。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています