ヤクルトの大盤振る舞い

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

2020年はコロナ禍でヤクルトにとっても大変な年でした。
(コロナ禍で観客を入れられず、大幅減収になったという意味で)
にも拘らず主力3人がFAの権利を得て、良かったのか悪かったのか彼らに大盤振る舞いの
複数年契約を提示し、結果皆さんそれを受け入れて残留しました。
プラス2年連続のダントツの最下位という事で、こちらは大幅とは言えませんが、そこそこの
補強をしました。

大盤振る舞いと、言いましたがどれくらいの人件費の増加になったのでしょうか。

ヤクルトはバレンティンが昨年ソフトバンクに移籍したために、その年棒3億3400万円が浮きました。
それによって今年のヤクルトの年棒総額は20億4384万円で12球団の9位でした。
確かに今年のヤクルトは年棒的に言えばスターは山田の5億と青木の3.4億くらいで、次が坂口の1.15億ですから
12球団で後ろから4番目と言うポジションはわかります。

そこから更にこのオフ、エスコバー(年棒8720万)を筆頭に16選手を引退もしくは戦力外とし4億7060万を
セーブしました。厳しい球団経営から思えばこれでも足りないくらいです。
ところがそこに怒涛の大盤振る舞いラッシュです。

サンタナ(1億)、オスナ・スニード(共に8千万)の補強は仕方ないとして、内川の5千万も今年の内川の
年棒が2.5億だったことを思うと通販の手口を思わせますが(もともとの価格を高価に設定し、
そこから何十%引きとか言って安く見せる)お得な買い物に見えます。
そこに山田哲人の+7千万、小川の+98百万、石山の+7千万、村上の+55百万、清水の+22百万、西田の+1千万
と大幅アップ続出でした。
本来ダントツの最下位でしかも観客収入が大幅減だったので、皆さんも運命共同体ですから、連帯責任で
年棒の大幅ダウンを甘受すべきところをFAのおかげで大幅アップを勝ち取っています。
村上や清水はもともとの年棒が低すぎますからこれでもまだという感じですが。

逆に大幅ダウン組は石川の -15百万、雄平の -25百万、川端の -2千万くらいです。
これによってヤクルトの来年の年棒総額は20億から28億6千万に跳ね上がりました。
これでヤクルトが優勝争いでも演じればこの先行投資も実るわけですが。
まだ他球団は年棒更改が続いているので、(そういえばつば九郎も年棒交渉が越年のようですが)
結果はわかりませんが、ヤクルトの年棒総額が9位からどこまで跳ね上がるか気になります。
というかこんなことで順位が上がるよりも、来年のチーム成績をいただいた年棒に恥じないように
ジャンプアップしてもらいたいものです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています




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