ヤクルト再生工場

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

1月7日付けFull-Countの「2015年首位打者ら再生なるか」という記事がありました。
その中ではヤクルトの川端・雄平・中村・原・中尾らが再び輝けるか。ということが主題でした。
どうしてもこの時期は新規加入選手が焦点になり、あとは村上や山田哲人等スター選手にスポットが
当たりがちです。
またヤクルトは野村再生工場以来、他球団を戦力外になった選手が活躍するため、今では「ヤクルト再生
工場」と呼ばれ、他球団からの加入選手も注目を集めます。
今年で言えばソフトバンクから来た内川選手であり、日ハムからトライアウトを経て入団した
宮台投手です。

しかしFull-Countの言う通り、忘れてはならない選手たちがいます。
川端選手は2015年の優勝時の首位打者で、その後ヘルニアを患い、昨年復帰しましたが、往時の
輝きは取り戻せていません。34歳と年齢的にも厳しいものがあり、今年再起できなければ、引退もあり得ます。

雄平選手は野手に転向し10年の36歳、一昨年がキャリアハイでした。( .318、67打点、11本塁打)
昨年は特に怪我をしたという情報もなかったのですが、打撃が絶不調で43試合113打席に終わりました。
本来は5番打者を期待されていましたが、そうはならず、昨年は村上を挟む山田・雄平の不調により、
ヤクルトの得点力は大幅に落ちました。
もともと悪球打ちには定評がありましたが、昨年は悪球を空振りする姿が目立ちました。
外野手のポジション争いも厳しいものがあり、今年は青木・サンタナが決まりで、残りの1ポジションを
坂口・塩見・山崎・濱田・中山達と争いになりますが、相当厳しいものがあります。

中村捕手(31歳)のポジションはヤクルトではショートと並ぶ激戦区です。
いずれも「帯に短し」です。他に嶋捕手・西田捕手・松本捕手・古賀捕手といますが、いずれも打撃力が
今一です。投手が打席に立つセリーグでは捕手の打撃力は重要です。リードなんてできて当たり前です。
うかうかしているとドラ3内山捕手に越されるかもしれません。

原樹理投手は大卒7年目、3年前の6勝7敗がキャリアハイで、ここ2年は故障もあり活躍できていません。
本来先発ローテーションに入る力はあります。年齢的にもまだまだ上がり目はあると思います。

中尾投手は貴重な左の中継ぎでした。大卒の6年目。
3年前は54登板で7勝3敗12Hと勝利の方程式の一角を務めましたが、
昨年は長谷川・寺島投手らにそのポジションを奪われました。
怪我もあったのでしょうか。
原投手と中尾投手はいずれも20代、まだまだ頑張れるはずですが。

内川選手と宮台投手は対照的です。
素晴らしいキャリアを持つ内川選手に比して、宮台投手はプロ3年間ほとんど1軍の出番はなく、
東大出身選手と言うレッテルのみが先行していました。
トライアウトで出した気迫(3者三振)を思い出してください。
これはDeNAに移籍した風張投手にも言えます。
宮台投手は貴重な左のスリークォーターです。
左バッターへのワンポイントなど起用するチャンスは大いにあります。
内川選手はサンタナ・オスナ選手の不調時の先発と代打の切り札としてキャリアの最後に
もう一度輝いてください。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています




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