個人事業主?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

先日の日経新聞のコラム春秋にプロ野球選手の身分についての記事がありました。
私もこのブログでは再三プロ野球選手は個人事業主だから云々なんて言っています。
税法上はプロ野球選手は個人事業主ということですが、選手の労働組合があり、労働組合法上は労働者だそうです。しかし残業規制などの適用外で労働基準法上の労働者には該当しない。なんて法律談議があって何が何だか分からなくなってきます。
選手会は所属球団が選手との契約交渉権を独占する現行制度は独禁法違反だとして公取委への申し立てを検討中のようです。

別にNPBに属しているわけではなく、ただヤクルトの試合を見ることが楽しみなだけの年金生活者である私にとっては、法律上の争いではなく、プロ野球選手がのびのびとプレーできる環境整備がなされればよいと思いますが。

ロッテ佐々木投手のポスティングによるMLB挑戦に喧々諤々の意見が出ています。
「ごね得だ」とか「チームにもっと貢献して十分な恩返しをしてからMLBに行くべき」なんて意見が多数のようです。
入団時に佐々木投手とロッテとの間で5年後のポスティングによるMLB挑戦の密約があったのだろうなんてまことしやかに言われていますが、こんなことがあっても何ら不思議はありません。
ドラフトにかかった時点で超高校級(大学級?)なんてレッテルが張られた選手はドラフトで指名された時点で選択肢を持ちます。一昔前なら入団拒否
なんてよくありました。

この入団時が選手にとって一番交渉の強みを発揮できる時です。
あとは8年待ってFA権を取得するまで待つしかありません。

その十分な恩返しの為にもFA権獲得には8年とか在籍する必要があるわけです。
選手は奴隷ではありませんから、くじ引きで当たった選手を球団に一生縛り付けるなんてことはありえません。
さもなければヤクルトが山田哲人に山田がFA権を取得した際に大幅な年俸アップと7年の複数年契約をオファーしたなんて手段があります。。山田哲人は31歳で7年契約を結んでおり、この7年が経過すると、山田は40歳近くなっており、さすがに選手としての賞味期限はとっくに切れていることになります。

昭和のサラリーマンのようにいったん就職すれば定年になるまで会社が面倒見てくれるという終身雇用制にすればよいのですが、アスリートは30歳を過ぎると急速に身体能力が衰え始め、40歳はデッドラインです。
一度しかないアスリート人生を最大限に輝かすのが、選手の権利であるべきです。

Yahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

 

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