誰がドラフトにかかるの?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
先日NPBのドラフト会議が行われ、悲喜こもごもの報道があったりしました。
このドラフトにかかる選手たちは、事前にマスコミやネットなどで誰が有力とか様々に報道されていますが、必ずしもマスコミにピックアップされた選手のみが指名されるわけではなく、中には育成ドラフトなんてこれこそスカウト陣の腕の見せ所になるわけですが、この育成契約の選手は制限のある支配下選手にカウントされないわけで、育成指名がだんだん増える傾向にあるように思えます。
このドラフト指名ができる人できない人があります。まずは日本国籍を持つ者、日本の中学・高校・大学に在籍していた(いる)選手です。そしてこのドラフトが行われる翌年の3月に卒業見込み、かつ大学生なら4年以上在籍していること。ドラフトが行われた年の4月1日以降に退学した選手は指名できないようです。
他によく言われますが、本人がプロ志望届を出していること。他にもいろいろと細かい例外事項などがありますが、ポイントはそんなところです。
一つのポイントは日本国籍を持つことですが、最近の風潮を見れば形骸化していることがわかります。
これだけ日本の国際化が叫ばれ、少子化対策で移民政策を見直せなんてことが言われていますが、NPBを見れば外国人選手抜きで12球団が立ち行かないことは明白です。
ヤクルトの23年の育成ドラフト1位の高橋翔聖は台湾の高校を卒業した投手ですが、なぜドラフトの縛りをクリアーしたかというと、高橋選手の母親は台湾国籍で、台湾では日・台両国の国籍の保有が認められるということで、高橋選手は日本国籍保有者としてルールに則った指名でした。こういう二重国籍が認められるケースは多々あります。
今年のヤクルトの2位指名は豊川高校のモイセエフニキータ外野手でした。
ニキータ選手の両親はロシア国籍で、現在日本国籍取得申請中とのことです。
ちょっと情報不足ですが、日本の学校に入学中で来春卒業見込みでクリアーということなんでしょう。

さてこれだけ国際化のみならず政府が少子化対策で移民政策の見直しなんて言われている昨今ですが、純血主義(選手は日本人のみ)なんて大昔の巨人の誰かお偉いさんが言っていたことです。なんてカビが生えた死語です。
確かにNPBのドラフトにはある程度の歯止めは必要でしょう。MLBや他国のプロ野球組織とのシマ争いもあります。
このドラフト対象をどこまで許容するか、すべてはファンの反応次第になります。

Yahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

 

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