鈴木雄介、世界陸上50キロ競歩で金メダル！

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

世界陸上真っ盛りです。
TBSが独占的に中継し、織田裕二がMCを務めることで、有名です。
この世界陸上とオリンピックの位置づけがよくわかりません。
マラソンなんて先日MGCをやったばかりなので、この世界陸上にはそれ以外の選手が出場していました。
オリンピックは東京でやるという事もありますが、マラソンに関してはオリンピックの方が格上の気がします。

男子100メートル走はボロボロだったようです。
もともと陸上競技は一時のマラソンは除いて日本人が活躍しにくい競技がほとんどです。
過去の2045個のメダルの内、日本は23個のメダルしか取ってとっていないことからもわかります。

その中で男子50キロ競歩で鈴木雄介が金メダルを取りました。
快挙です。最後は2位からの追い上げに会い冷や冷やの金メダルでした。

競歩自体は1908年のオリンピックアテネ大会から種目として取り入れられました。
マラソンのようにオリンピックの初めからあった競技ではありません。」
陸上競技では唯一の判定競技という事で、歩形を保ちルールの沿って「歩き」、時間を競う競技です。
ルールはいくつかありますが、常にどちらかの足が接地していなければならない。すなわち飛んではいけない。
前足の膝は伸びてなければならない。等々です。
これらを審査員がチェックしており、3回違反すると以前は失格でした。今回からルールが変わり3反則で5分間のペナルティボックス入りです。
それにしてもおかしな競技です。
本来アスリートとしてA地点からB地点に移動する速さを競うのであれば走ればよいわけで、その走る姿がどうであるかは関係ないはずです。
なんでわざわざ「歩く」速さを競うのか？？？です。
以前から思っていましたが、水泳もどのような格好で泳ごうが、早い者勝ちのはずです。
それを平泳ぎとか背泳ぎとか分けるために、いろいろと泳法の縛りが出てきます。
以前に日本選手が背泳ぎだか平泳ぎで飛び込んだ後に潜水して距離を稼いで、反則にされたことがありました。
水泳が自由形一本ならば選手がどんな泳法を採用しても文句の言われる筋合いではなくなります。
NHK大河ドラマ「いだてん」で当初日本人がオリンピック水泳でいわゆる古式泳法で外国勢に対抗しようとしたところ
全然勝負にならなかった。なんて笑い話みたいなシーンがありました。

基本的に私は採点競技は嫌いですので、上記のような偏見？につながっているのでしょうか。
見て楽しければよいではないか、という考えもあるでしょう。
東京オリンピックでは新種目としてサーフィンやスケートボード、スポーツクライミング、野球、ソフトボールと日本がメダルを
取る可能性が高い種目ばかりが採用されています。そうでなければ多数の日本人がなんでこんな種目をオリンピックでやるんだ、とクレームの嵐のはずです。
難しいですな。

上記数字は各選手個人のＷｉｋｉｐｅｄｉａ　及びＹａｈｏｏ　スポーツの成績等を参考にさせていただいています