PK合戦???

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

サッカーのワールドカップが終わりました。
決勝はアルゼンチンがPK合戦の末フランスを破り優勝しました。
結局ワールドカップは予選のグループリーグを含め全64試合が行われましたが、そのうち実に14試合が引き分けでした。
しかもその14試合の引き分け中、6試合が0-0でした。

グループリーグはリーグ戦のため引き分けはそのまま引き分けとしましたが、ベスト16以降の試合は決着を付ける必要がありPK戦が行われたわけです。
ベスト16以降では16試合が行われましたが、延長を含めて決着がつかなかった試合が5試合があり、従って5回のPK戦が行われたわけです。
日本がクロアチアにPK戦で敗れたせいもあるのでしょうが、結局最後はPK戦で決着というのがなんとも残念というか味気ないというか
あと一つ納得がいきません。

試合で決着を付けなければならないとして、ワールドカップのサッカーですが0-0が6試合もあったということは、両チームともに鉄壁の守りというか、
決定力に欠けるというか、野球やラグビーは後半になると集中力が途切れるというか疲れも出てきて守りが甘くなり、割と後半の得点が多くなるような気がします。
そうならないためにサッカーもラグビーも頻繁に選手を入れ替えているわけで、プロ野球も先発が100球目途とすると投げて6回・7回でその後は中継ぎに
スイッチするわけで、その中継ぎが毎試合好投できるわけではなく、そうすると打ち込まれて試合の均衡が破れるわけです。

しかし今回のサッカーワールドカップの全試合64試合中6試合が0-0(全試合の1割弱)だったというのは驚きです。
プロ野球でも両先発が好投し0行進が続くなんてことはたまにありますが、試合の後半になると先発投手の疲れであったり替わった中継ぎが打たれたりして
均衡が崩れるのがほとんどで、0-0の引き分けで終わる試合なんて年に1回あるかないかです。

先日行われた甲子園ボウル(大学のアメリカンフットボールの日本一決定戦)では第1Qでは0-0の点が入らない展開でしたが、
終わってみれば関学大34-17早大でした。もっともアメリカンフットボールは1度タッチダウンすると6点も入りますから、必然的にスコアは大きくなります。
先日も書きましたが、膠着状態になった試合の決着のつけ方はいくつかあります。サッカーのPK戦もそうですし、野球やソフトボールのタイブレーク制もそうです。
バレーボールや卓球のように2点差が付くまで延々と繰り返すやり方や、柔道のゴールデンスコア方式やゴルフのプレーオフのように基本エンドレスで
どちらかが得点するまでこちらも延々とやる競技もあります。
しかしこのサッカーのPK戦や野球のタイブレークは膠着状態を打破することが目的で点を入りやすくするためにある意味ルールを捻じ曲げているように
私には思えます。
かといって同点のままエンドレスで試合が続くのもいかがなものかと思いますし、サッカーのゴールポストを大きくして点が入りやすくするというのも
何ですし、手に汗握る同点シーンが続くのを歓迎する向きもあるわけで、レスリングのように決着を付けやすくするためにルールをどんどん捻じ曲げて
いくのもいかがなものかともいますし、、、
どうするのがベストの解決法なのかは百人いれば百の意見が出てくるので、簡単に解決はできない問題かもしれません。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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