まあくんの年俸

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

楽天の田中将大投手が規定を上回る45%(2.15億円)減の2.6億円で契約を更改しました。
田中投手は2年で9億円の年俸が6.4億円減したということです。

野球協約ではその選手の年俸が1億円以上の場合は40%まで、1億円以下の場合は25%までの減俸が認められています。しかしそこに付則があり「選手の同意があればこの限りではない」ということで、上記の田中投手の場合はこの付則が適用ということです。

ヤクルトでも青木選手が契約更改で23年の3.4億円の年俸が24年は1.4億円になりました。(57%減)
一方の田中投手は2013年の楽天での年俸は4億円でしたが、ポスティングによりヤンキースに移籍、7年×2200万ドル(約22億円)の年俸を受けて、2021年・22年はMLB時代からみれば大幅減ですが楽天で2年×9億円というNPB史上最高の年俸で契約しました。
その後23年は53%減の4.25億円になり、今回の45%減となったわけです。
この間田中投手は楽天で21年は4勝、22年は9勝、23年は24登板で7勝11敗、4.91ですから大幅減俸もやむなしです。
こう見てくると野球協約の年俸減の制限が有名無実化していることがわかります。
もともとは球団側がその支配下選手に対し強引な年俸引き下げを迫り、拒絶すれば自由契約をちらつかせることを防止するためにできた野球協約のはずです。
確かに調停制度なんてものもありますが、実質、選手に対する拘束力を持つ球団から一方的な年俸引き下げを迫られれば余程自信のある選手ならば「トレードに出してくれ」と開き直ることもできますが、多くの選手にとってはそれを受け入れるしかないでしょう。特に田中投手や青木選手のようにピークが過ぎて余り結果が出せていない、しかし過去の経緯で高い年俸を取っていた選手にとっては、大幅な減俸も受け入れざるを得ない、というところでしょうか。

ヤクルトのドラ1ルーキー西舘投手のキャンプ2軍スタートは先日書きましたが、なんと西舘投手は上半身のコンディション不良でノースロー調整、ということです。
相変わらずの「上半身(下半身)のコンディション不良」という大本営発表で何がどのくらい悪いのか不明ですが、21年のドラ1山下投手が入団後いきなり骨折でリタイア事件を思い出します。西舘投手の前途も多難です。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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