アメリカンドリーム
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
オリックスの吉田外野手・ソフトバンクの千賀投手・エンジェルスの大谷選手らの豪快な年俸契約が次々に発表されています。
彼らはアメリカンドリームを体現したと言ってよいでしょう。
起業家でもテスラ社のイーロン・マスク氏・マイクロソフト社のビル・ゲイツ氏他起業しビリオネアになった成功者は枚挙にいとまがありません。
日本でもソフトバンクの孫正義氏や楽天の三木谷氏等成功者は多くいますが、米国の成功者と比べると小粒になってしまいます。
小説家やアーティスト(音楽・俳優)として米国で一発当てると巨額の印税やギャラが入ってきて、それだけで引退しても良いくらいの収入になりますが、
日本の場合は小説家は次々に作品を書かないとなかなか悠々自適とはならず、歌手ではジャニーズ事務所に所属している限り
その収入はまあまあです。
なぜこのような格差が日米であるかという分析はこのブログの本来の趣旨からずれてきますので、話題を変えます。
上記のアメリカンドリームを実現した野球選手の年俸のアップを見てみましょう。
吉田正尚外野手は2015年ドラ1で青山学院大学からオリックス入りした29歳です。
20年・21年には首位打者をとなり、22年も21本塁打、88打点、.335でオリックスの4番打者として日本シリーズでもヤクルト相手に大暴れしました。
この吉田選手の22年の年俸は4億円でポスティングでボストンレッドソックスとの契約は5年$9千万ですから年で$18百万、1ドル130円で計算すると
約23億4千万円となり、今年の年俸からほぼ6倍となります。
ソフトバンクの千賀投手は2010年の育成ドラフト1位でソフトバンク入団。(高卒)29歳、
20年には11勝で最多勝利、2.16で最優秀防御率、22年は22先発で1完投、11勝6敗、1.94でした。
育成出身で初の米メジャー入りということで正に「育成の星」でアメリカンドリームを実現しました。
22年の年俸は6億円でしたがメッツと5年$75百万の契約です。年で$15百万ですから19億5千万円3倍強です。
大谷選手は日ハム時代2017年に2.7億円の年俸でしたが、ポスティングでエンジェルスに移籍、ただし25歳未満ということで、
マイナー契約から始まり2018年の年保は$54.5万(6千万円)からスタート。
22年には$550万にアップ。更に23年の年俸は$3千万(39億円)です。
今年の年俸から5.5倍、17年の日ハム時代からは14倍です。
ちょっと変わったところでヤクルトの青木選手です。07年にドラ4で早稲田大学からヤクルト入り、
11年29歳でポスティングしましたが、成功とは言えず、12年のブルワースの年俸が$125万で当時は$1が80円程度ですから約1億円、
11年のヤクルトでの年俸が3.3億円ですから、それでもメジャーに行きたかったというか、引くに引けなかったというか、行かざるを得なかった、ということです。
その後は16年のマリナーズで$550万(約6億円)までアップし、18年からのヤクルトでは3.3億円に戻っています。
今もっとも関心のあるのは、今年6億円になったヤクルト村上選手の年俸が3年後にはメジャーでいくらと評価されるかです。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています