サドンデスって?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

先週末、来年の冬季北京オリンピック女子カーリングの世界最終予選の日本代表を決める戦いが
ロコソラーレと北海道銀行の間で行われました。2021年の日本選手権に優勝した北海道銀行と、
2020年日本選手権優勝でかつ前回オリンピック銅メダルのロコソラーレとの間で5番勝負でした。
これは金曜1試合、土・日曜に2試合づつ行うというもので、比較的消耗の少ないカーリングは
朝と晩と1日に2試合行うのがトーナメントでもよくあります。

プロ野球も昔はダブルヘッダーなんてよくありました。これはきつかったのでは。

さてそのカーリングですが、全5試合の予定でしたが、どちらかが3勝した時点で終わる予定でした。
ということでどちらかが3連勝すると日曜の試合は飛んでしまうところでした。
幸いにも2勝2敗となり最後の5試合目も無事に行われ、ロコソラーレが2連敗からの3連勝で、日本代表になりました。

これと似たような試合形式がプロ野球のクライマックスシリーズからの日本シリーズです。
クライマックスシリーズファーストステージはペナントレースの2位と3位のチームが3試合行いどちらかが2勝で決着。
その勝者と1位のチームがファイナルステージで6戦戦い、1位のチームには1勝のアドバンテージがあり、4勝するまで行われます。
そして日本シリーズは7試合制でどちらかが4勝した時点で終わりです。
昨年の日本シリーズはソフトバンクが巨人を4タテしてしまい、5戦目以降は幻となりました。
5戦目以降の試合を観戦予定だった方は観ることがかなわなくなったわけです。

サドンデスとは「突然死ぬ」ということですが、スポーツではよく使われ、テニスやバレーボールのような
対面式セットマッチの球技では先にどちらかが所定のセットを奪った時点で試合は打ち切られます。
野球も9回で決着がつかない(同点)の場合、延長戦に突入し、どちらかが得点し、その回の裏表が終わった時点で
試合は終わりです。(今年のプロ野球はコロナのため、9回で打ち切られ、延長はありません。)
ゴルフのプロのトーナメントでも優勝者を一人決めるために、最終日18番が終わった時点でトップに同スコアの選手が
複数いる場合、プレーオフとなり、最後の一人になるまで続けられます。
逆に言えば、最後の一人になった時点で突如終わる、正にサドンデスです。

上記のゴルフのプレーオフやテニスの例などは、それにしてもベースの試合自体はきっちり行われるのですが、
前述のカーリングやプロ野球日本シリーズなどはそもそも予定していた試合自体が消滅してしまうわけで、
興行主としては大きなマイナスになります。

そういえば私は早稲田大学の付属高校だったのですが、当時は六大学野球の早慶戦の日は学校が休校になり、
早稲田を応援に行きなさい。ということです。(今は違うかもしれません)
6大学野球は基本1カード3試合制でどちらかが2勝すれば終わりです。
一度早慶戦で1勝1敗から引き分けが何試合か続き、ずっと学校(高校)が休校となり、我々生徒は大喜び
なんてこともありました。6大学野球のカードは土曜スタートのため、
3試合目(月曜)まで両チームが頑張ってくれないと、はなはだ面白くないことになります。
という私の40年以上前の思い出です。

さて今日からヤクルトは恐怖の10連戦。まずは東京ドームで巨人との2連戦です。
本日ヤクルトは奥川、巨人は高橋が先発予定。
明日はヤクルト高橋、巨人はメルセデスでしょうか。
ヤクルト若燕コンビに巨人を粉砕していただきたいものです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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