ソフトバンク 3年連続日本一、今期でヤクルトを去る人々 1
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
プロ野球日本シリーズはソフトバンクの4連勝であっさり幕を閉じました。
見ているとソフトバンクの層の厚さがひたすら目立ちました。
これは当分ソフトバンクというかパリーグの優位は動きません。
前から言ってますように、まずはセリーグもDH制を導入しないと、セパの差は
ますます開きます。
今年も何人かのドラフトで入団する選手たちがいる一方、引退もしくは戦力外通知でヤクルトを去る選手もいます。
一つには支配下登録選手の枠70人があるため、ここからはみ出す選手は育成契約などで、囲い込むしかありません。
ベテラン選手などはプライドもあるため、育成になってまで、留まりません。
また若いうちに見切りをつけて、第二の人生に進めるようにするという球団の配慮もあります。
それでは今期で去る選手中、まずヤクルトであまり活躍できなかった選手を取り上げます。
⓵岩橋慶侍 28歳 2013年ドラフト4位 大卒 左投げ投手
在籍6年間で34試合2先発、1勝3敗1S、5H ただし18年19年は1軍での登板なし
1年目に17試合1勝1S4Hとそこそこの活躍でしたが、後半ひじを痛め、それからは
ほとんど活躍できませんでした。
⓶沼田拓己 25歳 2017年ドラフト8位 独立リーグより入団 右投げ 投手
18年に1試合1回登板したのみ。再度のけがから立ち直れず、戦力外。
⓷山川晃司 22歳 2014年ドラフト3位 高卒 右投げ捕手
1軍経験なし。 2013年のドラフトは1位竹下(退団)2位風張と不作の年でした。
⓸三輪正義 35歳 2007年大学・社会人ドラフト6位 社会人 左打ち外野手 引退
12年間で418試合322打席0本塁打16打点23盗塁 .236
打席数より試合数がかなり多いことからもわかりますが、代走・守備固めがメインでした。
⓹寺原隼人 36歳 2001年ドラフト1位 高卒 右投げ投手 引退
18年間で73勝81敗 23S 12H 3.88
ヤクルトでは2019年の1年で 4試合4先発2勝1敗 6.19
ドラフトでは4球団が競合する超目玉でしたが、ソフトバンクに入団、その後横浜・オリックス・
ソフトバンクと渡り歩き、2018年に戦力外とされ、ヤクルトに入団。
先発陣総崩れのヤクルトでローテーションの谷間を一時担いました。
ヤクルト得意の再生工場からの使い捨てです。
以上見てみると、三輪のように細く長く在籍した選手もいれば、沼田のように2年で見切りをつけられたというか、もう限界だったのでしょう。
沼田・山川に至っては1軍で活躍する場さえありませんでした。
片や寺原のように、過去に実績がある戦力外の選手を安い年棒で雇い、使えるだけ使ってあとは、というやり方は再々言っていますが、感心しません。
さて明日は1軍で活躍して、惜しまれながらヤクルトを去る選手を見てみます。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています