プロ野球選手の限界3 金田正一

昨日ヤクルトは初の紅白戦が行われたようです。
報道を見ますと、ドラフト8位の吉田大成が2安打したこと、梅野が2回無安打無失点、
寺島が2回1安打無失点と塩見の盗塁くらいで、一番目立った報道は小川監督の100球を超える特打の投手を務めたことです。
おやおや期待の村上選手他の方々はどうだったのでしょうか?
キャンプであれだけ持ち上げられていたのに、報道がないということは、村上選手無安打?

さて本日は投手陣の限界です。
ヤクルトも石川(39歳)・五十嵐(39歳)・近藤(35歳)・寺原(35歳)と30代後半の主力投手がいますので、
心配です。

さてヤクルトの伝説の大投手金やんこと金田正一です。金田はキャリアの後半、巨人に移籍しました。400勝という記録を作るためだったという話があります。
金田正一 33年8月生
68年 34歳 138回 11勝10敗
69年 35歳  72回 5勝4敗 この年で400勝を達成、引退しています。
金田は高校卒からのスタートですし、それまでに5526回も投げています。限界ですね。

松岡弘 47年7月生
83年 35歳 191回
84年 36歳  72回
85年 37歳  14回 この年で引退
松岡投手は社会人を経て、プロのスタートは68年20歳からですが、やはり35歳が一区切りだったようです。

尾花高夫 57年8月生
89年 30歳 167回
90年 31歳  21回
91年 32歳  97年 この年で引退
尾花投手は社会人を経ての78年20歳からのプロキャリアスタートですが、30歳が限界だったようです。

高津臣吾 68年11月生
06年 31歳 48試合
07年 32歳 25試合
この後韓国リーグに行ったりしていますが、
高津投手は大学社会人を経て、91年22歳からプロスタートです。
キャリアのほとんどが救援ですし、プロスタートも遅いのですが、やはり30歳を過ぎるともう限界だったようです。

石井弘寿 77年9月生
05年 27歳 61試合
06年 28歳 11試合
07年 29歳  1試合 ここで引退でした。
石井投手は高校からのプロ入りで 30歳までもたなかったですな。
27歳で限界を迎えています。

こう見ると、特に投手の場合、高校卒からすぐプロ入りした場合、と大学社会人経由で、選手寿命が変わってくること、
あの伝説の大投手金田や松岡でも35歳が限界だったこと。ただし昔の投手は先発完投型なので、必然的に投球回数が増える
傾向がありました。
現在は分業制が進んでいるので、先発投手の負担は減りましたが、その分現代っ子で、ひ弱になっている分帳消しでしょうか。

ヤクルトのアラフォー投手軍団、1年でも長く活躍してください。
ヤクルトけんちゃんでした。

カウントダウン: ヤクルト オープン戦スタートまで15日

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。