ヤクルト貧打?
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
交流戦もいよいよ終盤に入り、12球団団子状態でヤクルトにも交流戦優勝の可能性、なんてマスコミは騒いでいますが、交流戦で1勝勝ち越しているだけです。この後はソフトバンク・オリックスとパリーグの強豪チームと当たるわけで、「交流戦優勝の可能性」なんて煽り立てるのは結構ですが、まずは最低限連敗せずに行くことを望むばかりです。
さて今日のお題です。
このブログでも今年は何度も「ヤクルトの貧打」を嘆いているわけですが、本当にヤクルト貧打なの?ということで少しヤクルト打線を検証してみましょう。
下記上段は今期6月12日までの成績で下段は昨年の成績です。
58試合23勝33敗2分(セ5位)、打率.232(セ6位)49本塁打(2位)200得点(4位)29盗塁(2位)450三振(ワースト4位)
143試合80勝59敗4分け(セ1位)、.250(3位)174本塁打(1位)619得点(1位)69盗塁(2位)1118三振(ワースト1位)
今年はちょうど40%試合を消化しています。
昨年よりチーム打率は悪くなっています、2分の打率ダウンが1試合当たりほぼ1得点ダウンとなっています。
本塁打は1試合当たり0.4本減でほぼ2試合に1本塁打少ないということになります。盗塁数・三振数はほぼ昨年と同じ割合です。
それでは個人の成績を見てみましょう。
村上.230、11本塁打、34打点、77三振
.318、56本塁打、134打点、128三振
村上は今のところ大きく成績を落としています。ヤクルトの打撃不振の大きな部分がこの村上のスランプからきているようです。
山田.238、175打席、3本塁打、10打点、42三振
.243、540打席、23本塁打、65打点、140三振
山田は本塁打・打点は激減しています。三振数もほぼ4打席に1三振と減っているわけではありません。
中村.223、3本塁打、13打点、22三振
.263、5本塁打、28打点、36三振
打率と三振が悪化しています。
長岡.200、1本塁打、15打点、25三振
.241、9本塁打、48打点、72三振
今年の不調を表しています。特に本塁打数が激減です。
オスナ.267、9本塁打、30打点、40三振
.272、20本塁打、74打点、93三振
ほぼ去年と同様な成績です。
サンタナ.280、213打席、6本塁打、19打点、52三振
.275、215打席、15本塁打、35打点、73三振
サンタナは昨年は負傷で長く欠場していたため、打席数ですでに昨年とほぼ同じになっています。とすると本塁打・打点共に全く物足りない数字ということになります。
青木.273、1本塁打、8打点、17三振
.248、5本塁打、22打点、28三振
今のところ打率面では頑張っています。
こうしてみるとオスナと青木以外は軒並み昨年より数字を落としています。
一人村上のスランプのみではなく、主力打者全体の不調が昨年までの強力打線から一転セリーグ最下位のチーム打率という打てないチームに様変わりしています。
このところ少しづつですがチーム状態が上がってきました。4割試合を消化ということはあと6割も試合が残っているわけです。大変厳しい状況ですが、セリーグ3連覇の可能性が消えたわけではありません。
希望を胸に!
数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています