地元は有利?
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
昨日のヤクルトーDeNAの新潟決戦は雨で中止になりました。
まだまだ異常な大雨が降り続いています。
九州・中国の皆様にお見舞い申し上げます。
ということでヤクルト奥川・DeNA今永の両先発は本日に
スライド登板ということになりましたが、まだ雨は続きそうです。
さて今回のオリンピックで日本は史上最高のメダル数をゲットしたと言ってマスコミや政府のお偉いさんは
騒いでいるわけですが、前回の東京オリンピックと比較してみましょう。
1964年東京オリンピック 20競技 163種目
日本の金メダル16、銀5、銅8の計29
2021年東京オリンピック 33競技 339種目
金 27、銀14、銅17の計58
おやおや種目数がほぼ倍増してメダル数もほぼ倍です。
しかも日本に有利と思われた空手・サーフィン・スポーツクライミング・野球・ソフトボールを加えての結果です。
本当に日本選手団が凄かったのかもう少し検証してみましょう。
日本開催ということは日本選手には圧倒的に有利な条件です。
日本人選手は時差なく、移動時間もなく参加できます。
一方外国人選手はそもそもこのオリンピックが開催されるのか直前まで不明で、(韓国なんて大統領が
「参加しない」なんてのたまってたくらいで)肉体的にも精神的にも十分な準備もできず
(この点は日本選手も同じですが)
特にこのコロナ禍でバブル方式とかわけのわからん隔離政策で、時差を伴いはるばる遠方より
来日した外国人選手は当初隔離期間を置いて、選手村に幽閉?されたわけです。
これだけでも単に日本での開催以上のハンデが外国人選手にはあります。
日本のコロナ禍を忌避して不参加を表明した選手やチームも多々ありました。
おかげで野球なんてただでさえ世界のプレー人口が少ないのに、不参加チームが増え、
結局6チームの争いとなり、これでは盛り上がりに欠けると、わけのわからん
敗者復活戦をいくつも入れるというとほほです。
「ホームタウンデシジョン」という言葉があります。一応八百長とは異なりますが、審判が地元側に
有利な判定を下すことです。
特にボクシングではこれが顕著で、歴史的にも数々の疑惑の判定なんてありました。
ボクシングでは審判の買収なんてことが良く行われていたようです。
それ以外にも特にサッカーなどではホーム側に対する強烈な応援に押されて審判が反則とみなすかどうかという
微妙なプレーにおいてホーム側に有利なジャッジを行うのはよくあるようです。
プロ野球では今年はコロナ禍で声を出しての応援が禁止されていますが、以前でしたら、特に甲子園やマツダスタジアムに
来られるお客様の強烈な応援?に相手チームの特に若手なんかびびらされてしまったことでしょう。
今回のオリンピックは無観客で行われており、観客の声援により審判が影響されるという事はなかったはずです。
また各競技でビデオ検証制度が進み、微妙なプレーでは複数の審判がビデオで再検証するなんてこともあり、
徐々に疑惑の判定なんてなくなりつつあります。
結論として、今回のオリンピックではコロナ禍での外国人選手のハンデや日本有利な競技の採用にも
関わらず、日本選手団は前回の東京オリンピックと比べ、比率的にはほとんど同じレベルのメダル数に
終わったという事になります。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています