塩見先生???
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
ヤクルトの選手たちも正月が過ぎて自主トレをみなさん始めています。
そういった中で塩見選手が青木塾をを卒業し、塩見塾を始めたなんてニュースがありました。
同僚の太田選手と友人に頼まれたとかで中日のブライト選手に「いろいろと教える」そうです。
太田選手にもいろいろと教授するようです。
あれっ?塩見選手ってそんなに偉い方でしたっけ?
ちなみに太田賢吾選手は高卒9年目、ドラ8で日ハム入りし、19年にトレードでヤクルトに来ました。
昨年は37試合で131打席、1本塁打、8打点で.271、印象的なスクイズなどもありましたが、強力ヤクルト
野手陣の中でレギュラーを奪うまでにはいきませんでした。
ブライト健太選手は大卒で21年ドラ1の外野手ですが、昨年は一軍での出場はありませんでした。
しかし仮にも2年前のドラ1、中日からすれば金の卵ですが、いくら自主トレとはいえ
他球団の選手に教えを乞うなんて許されるのでしょうか。中日の監督やコーチにはプライドが
ないのでしょうか。
一方の塩見選手は17年のドラ4。この年はドラ1が村上でドラ6の宮本もいるドラフト野手大当たりの年です。
塩見選手は帝京大学から社会人を2年経験し、ヤクルト入り、したがって年齢は29歳ですがプロ入り6年目で、
プロのキャリアは太田選手の方が長いということになります。
しかもプロ入り6年とはいえ故障がちで、フルに活躍できたのがこの2年です。
打率は2割7分台ですからそこそこ。盗塁王を狙える走力とシーズンで二けたの本塁打を放つパンチ力が
魅力ですが、毎年三振王を争うほどの三振の多さが一番打者としての大きな欠点と私は思います。
前にも書きましたが、このNPBの「仲良しこよし現象」はどんなもんでしょうか。
例えば塩見は自分はヤクルトの不動のセンターの一番打者と思っているかもしれませんが、
太田選手はその塩見を踏みつけてレギュラーポジションを取りにいかなければならない立場です。
ましてやブライト選手は今年ヤクルトの3連覇に立ちはだかるかもしれない他球団の選手です。
どう考えてもライバル?の太田選手以上です。
再々言ってますようにプロ野球選手は選手寿命もそれほど長いわけではなく、来年の保証もない個人事業主です。
つまり周りすべてがある意味ライバルのはずです。他人の面倒を見る余裕なんてないはずです。
そういった中で青木選手くらいになれば近い将来の指導者の地位も見えており、ほかの選手に教えるということも
うなづけるわけですが、この塩見塾はなんともいただけません。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています