9月2日対阪神 阪神のお祭り野球

ヤクルト5‐6阪神(ヤクルト6勝:阪神14勝:1分け)

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

今更ながらですが、ヤクルトのセリーグ3連覇の可能性が完全消滅したということです。
試合後の高津監督のインタビューでアナウンサーが「まだ3位の可能性が残っているので頑張ってください」なんて空しい「よいしょ」をしていましたが、今更です。3位DeNAとは13.5ゲーム差。ヤクルトは残り23試合。DeNAは24試合で可能性という点ではヤクルトのクライマックスシリーズ進出はありえます。
しかしヤクルトは8月が10勝16敗1分けで9月は2連敗です。DeNAを逆転するためにはヤクルトがえらい勢いで勝ちまくり、上にいるDeNA・巨人がもたもたする、もしくは負け続けなければありえない差です。
ヤクルトがこれから心機一転村上も打ちまくり白星をつづけるなんてちょっと想像できません。

昨日の阪神戦は乗りまくっている阪神と下位に沈むヤクルトの典型的な試合になりました。
ヤクルトは初回に本当にお久しぶりの村上の2ランで先制します。
ヤクルト先発のピーターズは1・2回三者凡退と上々の立ち上がりでしたが3回に突如崩れます。
この回に4被安打、3与四球、1被本塁打で6失点とこれで終戦でした。
この回に今の両チームの勢い・状態が凝縮されていました。
この回先頭の坂本に左前安打を打たれますが、その後青柳の送りバントなどがあり、2アウト2塁です。ここで近本にタイムリーヒットを打たれ2‐1。次の中野を歩かせたのは残念でした。ここで一気に流れは阪神に傾きます。
2アウト1・2塁で3番小野寺が高々と打ち上げた打球はライトサンタナの緩慢な動きもありますがライトとファーストの真ん中ラインぎりぎりに落ちてヒットとなります。小野寺は一気に三進。2‐3と逆転されます。本来ファウルフライの当たりでしたが高々と舞い上がった分右から左への風に流されヒットとなったわけです。この後大山四球後、阪神佐藤輝の当たりもファウルの筈が風に流されぎりぎりスタンドインの3ランホームランです。

私が毎度言っている「わっしょい、わっしょいのお祭り野球」です。絶好調のチームは選手が実力以上の力を発揮すると同時にすべてが自チームに益するように働きます。(昨日は風です)
逆に落ち目のチーム(ヤクルト)はやることなすことすべてが裏目に出るわけです。
昨日は5‐6、一昨日は2‐4。独走阪神に手も足も出ないという結果ではありませんが、NPBは1点差でも1敗は1敗です。

さて本日3戦目はヤクルトは3か月ぶり一軍登場の吉村が先発予定です。長い夏休みですっかり新人王争いからも置いてきぼりをくらった吉村が来季に向けた前向きな投球ができるか。いまのヤクルトの「負のスパイラル」を跳ね返せるか、です。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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