大谷の年俸

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

テレビをつけると、自民党の裏金問題と大谷の大型契約一色です。
イスラエルとハマスの戦争もどこかへ行ってしまいました。ましてやウクライナとロシアの戦争なんてマスコミの皆さんの興味の対象からは完全に外れているようです。そういえばコロナなんてどうしたのでしょう。インフルエンザの流行の話は時々出ますが、最近はコロナのコの字も聞きません。あれだけ世界中を荒らしまくったコロナですがあと数年も経つと記憶の彼方へ追いやられてしまうのでしょうか。
さてこのブログはヤクルトメインのブログで他にプロ野球関係、時々他のスポーツなんて感じですから話題を野球に戻しましょう。

先日大谷選手の大型契約に関し、年俸ベースにしてセリーグの総年俸トップ3球団の総年俸(2023年)を足してやっと大谷選手の来年の年俸を上回るなんてNPBファンとしてはやるせなくなる状態をこのブログで言ったわけです。ドル円の為替ももちろんありますが、国力の違いであり「夢の国アメリカ」なのでしょう。
多少は変わりましたが日本は相変わらず「国民総中流」意識が抜けていません。その昔1990年ころには日本はバブルで近い将来GDPでアメリカを抜くなんて大変な勘違いをしており、これは太平洋戦争で「鬼畜米英」なんて言って一般国民と一部の政治家・軍人はアメリカに勝てるなんてとんでもない思い違いをしていたことに通じる「島国日本人」の悲しい性でした。

そんな日本人の勘違いはさておき、2022年のMLBの平均年俸は422万ドル(約6億1千百万円)でした。
片やNPBの23年の支配下登録選手の平均年俸は4468万円でした。一桁違います。決して日本の国力がアメリカの10分の1、というわけではなく、そもそもこれはMLBとNPBの収益構造の違いからきているようです。
ニュースでやっていましたが、MLBの入場料は変動制になっているそうで、来春のドジャースの開幕戦の入場チケットは高いもので100万円台のものもあるという話でした。またテレビやケーブルテレビ局が放映権を得るために巨額の契約(複数年総額で数十億ドル)を結ぶ、というベースもあるようです。
逆に日本では絵になるスーパースターが大谷を筆頭に米国へ渡り、NPBはMLBの選手養成機関的な感じになりつつあるわけです。その年俸10分の1の日本から米国に渡り、とうとうその中でもNo1の年俸をゲットした大谷選手はまさに「アメリカンドリーム」を体現しているわけです。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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