天が味方した? 7月9日ヤクルトー広島
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
昨日の広島戦は内川のサヨナラ打での勝利でした。
勝ちは勝ちですし、サヨナラ勝ちは盛り上がります。
しかし内容的には苦しい苦しい勝利です。
昨日の巨人・阪神戦は7回阪神大ピンチのシーンで突如の大豪雨からの中止による阪神勝利で、
天が味方したなんてことを阪神応援団がよいしょしていましたが、
ヤクルトの勝利も多分にラッキーがありました。
ヤクルト先発の高橋は7回を投げて7被安打、9三振、無四球、鈴木誠也の本塁打による
1失点のみの快投でした。なにより無四球というのが昨年までの高橋から見れば大変な成長です。
得てしてこういう試合では味方が点を取ってくれないものです。
ヤクルト打線は高卒2年目の広島先発玉村に手も足も出ないわけではありませんが、
7回までオスナの本塁打と塩見の三塁打による2得点だけでした。
村上がまたミニスランプに陥っているようで、昨日は2本塁打の広島鈴木誠也と4タコの村上と、
両チームの4番打者の明暗がくっきりと分かれた試合でした。
さてここから奇々怪々の高津采配です。
7回まで1失点、勝ち投手の権利をしっかりゲットした(もちろんクオリティスタートです)高橋に
変えて8回のマウンドにはサウスポーの坂本が上がります。
対する広島打線は上本(右)・長野(右)・小園(左)・鈴木誠也(右)・坂倉(左)・林(左)という打線です。
そういえば昨日広島はヤクルト先発がサウスポーの高橋にも関わらず、1番菊池・2番長野・4番鈴木以外は
左打者を並べてきました。佐々岡監督があまり右左に拘らないのか、へたな右打者を出すより先発の左打者の方が
力があるという判断でしょう。
そのサウスポーの坂本が上本・長野と打ち取ったところで、次打者は左の小園にも関わらず。
突如高津監督は坂本から星に投手をスイッチ。
心の準備ができていなかったのか、星は小園にヒット、鈴木に逆転の2ラン本塁打を打たれ、
高橋の勝利も消しました。
何があったのでしょう。高津監督の頭に何かひらめいたのでしょうか。
結果論ですがそのひらめきが最悪の結果をもたらしました。
ポンポンと調子よく2アウト取ったサウスポーの坂本に次打者は左の小園です。
まったく意味不明の采配です。
そんな高津監督の迷采配をヤクルト打者陣(特に同点打の川端とサヨナラ打の内川)が救います。
しかしそんな逆転劇ができたのも広島のコルニエル・栗林が連投でお休み、今年はぱっと
しないフランスアが9回のマウンドに上がったのが正に野球の神様がヤクルトに味方したおかげです。
かように昨日のサヨナラ劇もいろいろな要素が複雑に絡まっての結果でした。
今日はヤクルトがコロナ陽性の小川に替わる、久々の原樹理、広島はルーキーの大道です。
それにしても広島は若い選手がどんどん飛び出しています。
スカウトの目が良いのか、育成が優れているのか、ヤクルトのスカウト・コーチ陣は
見習ってほしいものです。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています