差別?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
9月29日のニュースを聞いていて違和感を覚えたので、今日の話題とします。

ドジャースの大谷選手が日々MLBの記録を更新しています。
歴史的にも実力的にもMLBとNPBは大きな開きがあったわけで、ニュースでは大谷選手が三冠王となる可能性にも言及していました。

私が引っ掛かったのはカブスの今永投手が15勝目を挙げ、これはサウスポーの日本人投手としての記録のようです。
もう一つのニュースはパドレスのダルビッシュ投手が野茂投手が持つ日本人投手のMLBの奪三振記録を塗り替えたなんてニュースでした。

私が違和感を感じたのは、確かに大谷選手の記録は素晴らしい。MLBの他のアメリカ人選手たちを凌駕する記録を打ち立てているわけです。これを日本のテレビマスコミが大騒ぎするのは、それはそれで仕方のない話です。

私の違和感は、今永投手やダルビッシュ投手がMLBにおける日本人選手としての記録ということに騒いでいることです。

MLBには日本人選手以外に黒人白人を含めたアメリカ人、南米中米出身の選手。それこそ世界中から夢を求めて集まっているわけです。
これらの各人種の間に(日本人も含めて)一切の差別は無い筈です。(あってはいけないはずです)

一時テニスで大阪直美がヤジを飛ばされたり、米国女子ゴルフでの韓国勢の余りの強さに結構ブーイングが飛んだりしてたこともあるようです。
欧米ではテニスやゴルフはお上品な白人のスポーツという考え方もあるようです。そのような場に有色人種がトップに君臨していることを許せない人々が表に出てきている、ということでしょう。

それではMLBはどうでしょうか。
日本では王貞治の記録が破られそうなときに、その外国人選手を四球攻めにしたなんてこともありました。
バレンティンがシーズン最多本塁打記録を破りそうになった時も同様なことがありました。
米国で大谷選手が次々と記録を打ち立てている時に多くの観客はスタンディングオベイション(立ち上がって拍手でたたえる)していました。
日本人メジャーリーガーとして記録なんて誰も気にしていません。
テレビ局やマスコミはそういったことを見つけ出して記事なりニュースにするのが仕事ですから仕方ないのかもしれません。
日本人メジャーリーガーなんて騒ぎ立てること自体ある意味人種差別です。他にも多くのメジャーリーガーが日々しのぎを削っているのがMLBです。
今永投手の今期の成績も素晴らしいし、ダルビッシュ投手の三振記録も素晴らしい。
こういった素晴らしい能力のあるプレーヤーにMLBは日本では到底手にできないような高額の年俸を払っているわけです。

Yahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

 

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