東京オリンピックまだやるんですか？

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日の阪神戦は雨で中止となりました。先発予定がバンデンハークと青柳でした。
前日に新顔の阪神西純矢にひねられたこともあり、ちょっとほっとしている
弱気なけんちゃんです。

今日からは神宮でDeNA戦です。バンデンハークがそのままスライド登板、
雨が心配ですが、初登板楽しみです。

さて、東京オリンピックは一応7月23日スタートの予定ですから、あと2か月位です。
その東京オリンピックをどこまで本気か、菅首相は「開催に何の支障もない」なんて相変わらず、
ピンぼけなのか強気なのかわからんですが、IOCの「ぼったくり男爵」バッハ会長とタッグを組んで
開催に向かって驀進しています。

菅首相が再三再四繰り返していますが、「安全・安心の大会開催」ということですが、日本は東京・大阪を
筆頭に緊急事態宣言の真っただ中です。東京の宣言期間は一応今月末までのあと10日程度ですが、
今の状況ではとてもではありませんが、5月末で解除できるようなことにはなりそうもありません。
（東京の新規感染者数は減ってきたとはいえ毎日500人程度、専門家の先生の意見ではこれが
100人程度に下がらないととても解除できない、そうです）

そもそも、まず海外からの観客は入れないと決まって、今は無観客で開催にするか客を入れるか辺りで、
議論が行き来しているようです。

海外の選手も子供や家族を「連れていかれない」なら、参加しないというアスリートも結構いるようですし、
そもそも、もう2か月前なのに、都市としてコロナの緊急事態宣言の真っ最中の日本に選手も来るでしょうか。
いくらIOCからコロナワクチンが供給されるとはいえ、ワクチンを打てば100％安全と言うわけではありません。
しかも来日したアスリートに厳密な行動制限を課する、と言うことです。
要は刑務所での生活みたいになるわけで、そもそも世界の選手同士や世界の人々が自由に交流を結ぶというのが
オリンピックの大きな意義のはずです。そうでないならば、オリンピックなんてやる意義はなく、
各競技のワールドカップや世界選手権で十分なはずです。

そんな中、JOCの理事でもある、柔道の山口香氏まで「やる意義あるのか」という身内からの反対意見も
出始めました。
テニスの錦織や大坂なおみも反対意見を言っていますが、競技によってオリンピックの比重に軽重があります。
テニスやゴルフ・野球などプロの比重の高い競技の選手はそれほどオリンピックに重きを置いてはいませんが、
柔道・水泳なんて（他にもたくさんありますが）オリンピック命みたいな競技も多くあるわけで、
これらの選手はなかなか「オリンピック中止」とは言いにくいのでは。

とにかくIOCは無観客でも開催されれば、自分の懐に放映権料が入ってくるので、開催ごり押しです。
選手や日本人の命なんてなんとも思っていません。これは現政権も同様です。
日本側は観客の入場料収入がなくなるとちょっときついところです。
もともとオリンピックが開催できなければ菅政権の命取りになると言われてきました。
そこで菅総理は開催をごり押ししているわけですが、もっと早くにオリンピック中止を決断していれば、
短期政権に終わるかもしれませんが、歴史上勇気ある決断をした名宰相として歴史に名を残せたのですが、残念です。

上記数字は各選手個人のＷｉｋｉｐｅｄｉａ　及びＹａｈｏｏ　スポーツの成績等を参考にさせていただいています