白鵬こけたら

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

先日も書きましたが元大横綱の白鳳(宮城野親方)が弟子北青鵬(兄弟弟子への暴力行為等)の不祥事に端を発し、親方として2階級降格(委員から最下位の年寄に)プラス減給となり宮城野部屋も一門の管理下に置かれ部屋消滅の危機です。
降格は相撲協会では解雇・引退(退職)勧告に次ぐ重い処分です。
なんだかんだ言っても部屋は違えどモンゴル人力士・親方の頂点に君臨し大相撲の理事長の地位を着々と狙っていた白鵬ですが、「出る杭は打たれる」ということわざ通りに潰されかけているわけです。

この春場所前には横綱照ノ富士(前場所優勝)・大関霧島(昨年九州場所優勝)・立ち合いなどいろいろと批判を浴びている大関豊昇龍(昨年名古屋場所優勝)とトップ3をモンゴル人力士が占め白鵬ともども我が世の春を謳歌していたモンゴルグループでしたが、北青鵬の事件から一転凋落の一途となりました。

トップ3のモンゴル人横綱・大関が出だしからぽろぽろ負けて、横綱照ノ富士は6日目2勝4敗となったところで腰が痛いとか言って横綱特権で休場。
次期横綱候補の大関霧島は12日目を終わって3勝9敗と大関として恥ずかしい負け越し。
もう一人の大関豊昇龍は12日目を終わって9勝3敗と優勝争いからは一歩後退しています。
幕内で残るモンゴル人力士は大ベテランの玉鷲ですが前頭7枚目で5勝7敗です。

現在の優勝争いはトップが新入幕で幕尻前頭17枚目の尊富士が11勝1敗でトップ。
3敗で大関琴の若とまだ髷も結えない5枚目若武者大の里他が追う展開です。
尊富士の新入幕からの11連勝は1960年の大鵬の11連勝に並ぶ記録です。

モンゴル人力士頼みだった大相撲に危機感を覚えた八角理事長の大号令があったのか、上記の尊富士(24歳大卒)・大の里(23歳大卒)以外にも大関琴の若(26歳)・前頭2枚目熱海富士(21歳)・3枚目王鵬(24歳)等若手大型力士が次々に生まれてきて再び大相撲を盛り上げてくれそうです。
特に今場所は新入幕幕尻の尊富士とまだ髷も結ない大野里の優勝争いは賞味期限切れの大関貴景勝(昨年秋場所で優勝も今場所はカド番)対モンゴル人力士の優勝争いではなく、新しい大相撲のパワーを見せてくれ、また大相撲を一生懸命見ようかな、という気にさせてくれました。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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