親の七光り

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
正月に行われた恒例の箱根駅伝で、国学院大のアンカーは有名ラップグループケツメイシのリーダーの息子だったという報道がありました。

国学院大は今回の駅伝でもビッグ3に上げられていました。
この選手に対して何らかの忖度が働いたなんてちょっと考えられません。
それこそ実力優先の世界です。この場合は親の七光りが通じなかったという処でしょうか。
芸能関係では、親が有名俳優であったり、歌手であったりすると親の七光りということで、その息子や 娘が歌手や俳優やモデルとしてちゃらちゃらと芸能人としてテレビや舞台にでてきます。
これには親の七光りでその業界に携わる人々が「あの親の娘(息子)を使えば親の覚えもめでたくなる」という打算。親の方でも自分の業界におけるパワーをフルに使って関係者に自分の子供をドラマや舞台に使うことを陰に日向に圧力をかけたり、働きかけたりするなんてことがあるのでしょう。
上記の駅伝とは違い、芸能界は必ずしも実力最優先という世界ではありませんからそれよりもコネや引き、打算なんてことも優先されます。
さて我がプロ野球業界での最大の親の七光りは長嶋茂雄の息子の一茂をヤクルトがドラ1で獲得したことです。長嶋茂雄は戦後のプロ野球の最大のスターで、その息子の一茂は立教大学のそこそこの活躍をしていたわけで後に一茂は「授業には一度も出席したことがない」なんて豪語していた大学生だったわけで、当時のヤクルトの松薗オーナーが、「巨人ひいき」であったこと、そして「スター選手好き」であったため球団の大方針として2球団競合のドラフトでヤクルトは一茂を指名しました。その後93年に父親が監督を務める巨人にトレードされましたが、結局NPBでは7年間で18本塁打、82打点で.210と父親の名を汚すような成績しか残せずプロ生活を終えました。その後格闘家を目指したり、俳優になろうとしたり、現在はタレント活動をしています。

もう一人の七光りはノムさんの息子克則です。克則は明治大学からドラ3で父親が監督を務めるヤクルトに入団。その後阪神・巨人・楽天を経て、NPBでは8年間で4本塁打、17打点、.185ですから父親には遠く及びません。
このように長嶋茂雄、野村克也というNPBにその名を遺す大選手の息子が親の七光りのかけらもなく、寂しいプロ選手生活つを送ったということは実力の世界では親の七光りは通用しないということです。

Yahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

 

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