高山新潟へ

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

2015年のドラフトの一番の事件は六大学の通算安打記録を更新した明大の高山俊外野手への1位指名にヤクルトと阪神が競合しくじ引きとなり、いち早くヤクルト真中監督が「当たりくじ!」とばかりに勝どきを挙げましたが、これがとんでもない勘違いで、真中監督のこの勘違いはしばらくいじられネタになりました。
ということで阪神入りした高山選手はルーキーイヤーこそ新人王を取る活躍を見せましたが、その後は尻すぼみで故障も多く、このオフにとうとう戦力外となりました。高山選手はトライアウトにも参加しましたが12球団からはお呼びがかからず、結局新設のイースタンリーグの新潟アルビレックスに入団が決まりました。

2015年のドラフト組といえば高卒選手でも24歳、大卒で28歳ですからそろそろ運命が分かれます。
ヤクルトは高山選手を外した後、外れ1位で原樹理投手(大卒)を指名。原投手は22年の8勝がキャリアハイでしたが今年は故障もあり一軍の登板は無し、年齢的にも来年結果を出せないと厳しい話になりそうです。

この年のドラフト一番人気は高卒投手の高橋純平で3球団競合の末ソフトバンクに入団しましたが、結局プロ通算4勝3敗でこのオフ戦力外となり、引退となりました。

もう一人2球団競合だった高卒のスラッガー平沢大河選手はロッテに入団しましたが、今一レギュラーの座を掴めず、8年間で845打席、10本塁打、57打点、.190の成績ですからこの選手も崖っぷちです。

単独指名組では西武入団の多和田投手は21年オフに戦力外、広島岡田投手は今オフに戦力外となり育成、巨人の桜井投手は22年オフに戦力外となりました。

逆に単独指名で輝いたDeNAの今永投手、オリックスの吉田正尚選手の活躍ぶりは言うまでもありません。
外れ1位は上記ヤクルトの原投手のほかに楽天のオコエ選手は昨年現役ドラフトで巨人に移籍、中日の小笠原投手は今や中日のエース格です。日ハムの上原投手は今シーズン4勝を挙げやっとローテーションの一角を占めるようになりました。

ということで吉田選手のようにMLBでバリバリやっていれば、今永投手のようにMLBへポスティングでチャレンジ中の選手はともかく他の2015年ドラ1組は小笠原投手を除いて残念なケースが多くなっています。

上記数字は各選手個人のWIKIPEDIA 及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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