2年目のブレーク
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
先日ネットで面白い記事を見ました。「ヤクルトドラ1の2年目ブレークの法則」です。
2017年ドラ1の村上、2018年ドラ1の清水、2019年のドラ1奥川と確かに1年目は深く潜航し2年目に4番打者・中継ぎ・先発と
持ち場は違いますが、皆さん立派に花開いています。
清水投手なんて1年目は潜航ではなく浮上したところを集中攻撃されて沈みかけた感じでした。
その記事の結論は「だから今年木澤投手はブレークする」ということです。
どうでしょう。2020年のドラフトでヤクルトは人気の早稲田大の早川投手(サウスポー)を得意の4球団競合で例のごとくくじを
外しました。早川投手は楽天に入団、昨年は24登板、23先発、1完封、137.2回を投げ、3.86、9勝7敗という4球団競合に恥じぬ
スーパールーキーぶりでした。
ヤクルトはドラフト1巡目の2回目では法政大学の鈴木昭汰投手(サウスポー)を指名、ロッテと競合し、これも外すとほほです。
鈴木投手は昨年23登板、12先発、79.1回を投げ、4.08で1勝4敗、1Hとまあまあの活躍でした。
ここまでで11球団のドラ1指名が確定し、恥ずかしながらヤクルトのみ残って、3回目の指名は慶応大の木澤投手で
これは単独指名?なのですんなりヤクルトに決定です。
木澤選手には申し訳ないですが、このヤクルト首脳(スカウト)陣の節操のなさは何なんでしょう。
そもそも4球団競合を指名すること自体ばかげています。確率25%です。普通外れます。
数年前に3球団競合で奥川選手をゲットした夢が忘れられないのか、それともNPBの申し合わせで「にぎやかし」で
人気選手は無理やり複数競合というイベントを作ろう、なんてことはないでしょう。
もう一点いかんのは、当初「即戦力の左腕」を補強の軸に据えていたはずで、早川・鈴木と指名続けたはずですが、
2回外すとあっさり方針転換?でサウスポーをあきらめ東京6大学狙いに変更、慶応大学の木澤投手指名です。
結局ヤクルトはドラフト2巡目で東北福祉大の山野投手(サウスポー)を指名したのですが、とても即戦力とは
いきませんでした。
この年のドラフト1位指名は前記の早川投手と近畿大の佐藤外野手に人気が集中したわけですが、
そんな中で日ハムは伊藤大海投手を、広島は栗林投手を単独指名でゲットしています。
この両投手の初年度からの活躍ぶりはみなさんご存知の通りです。
なぜヤクルトはこんなことができないのでしょうか。
再々言ってますが、早川投手や佐藤外野手を指名するくらいならスカウトは要りません。
それはともかく、3年続けてドラ1の2年目ブレークの法則、木澤投手はどうでしょう。
オープン戦で徐々に調子が上がっています。まずは一軍に残って、中継ぎで結果を出しましょう。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています