4月7日対阪神 小川あっぱれ!
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
昨日阪神先発は天敵青柳。雨が降っており、「雨柳さん」の異名通り、中止になってほしかったところでした。
青柳対策として高津監督は2番に「青柳キラー」?の宮本を入れたくらいで、あとは1番に左の丸山を前の試合から続いて器用です。開幕から起用が続いた濱田・内山がベンチです。
初回に早速宮本がキラーぶりを発揮しジャストミートのセンター前ヒット。
対青柳はベンチスタートがお約束だった山田はあっけなく内野フライかとみまごうセンターフライ。これで2アウト1塁です。
村上はこすったような当たりで球は高く上がりレフトへ。薄暮プラス激しい雨でボールを見失った阪神左翼ノイジーは最後は倒れこんでのナイスキャッチでした。2アウトなので、ノイジーが取れなければ、宮本はホームインのところでした。
その裏に同じ現象が起きます。阪神近本の高く上がったライトフライを同様にサンタナが見失い捕球できず、結果三塁打となり、その後の中野の犠牲フライで阪神があっさり1点先取です。
阪神ノイジーとヤクルトのサンタナ、同じ外国人選手が同様のシチュエーションで結果は真逆でした。
ここで半分敗戦フラグが立っていたのですが、その後ヤクルト先発小川は動揺もありノイジーを歩かせますが、気を取り直し大山を三振に取り、佐藤輝を迎えたところで降雨中断です。
天気予報では夕方から雨は上がるということでしたが、試合開始から強くなっての中断でした。
このまま中止になればノーゲームなのでサンタナのチョンボも帳消し、なんて思っていましたが、20分後に試合再開。
その後小川も力投を続け、結局小川は6回、93球を投げ、1被安打(これもサンタナのエラーまがいのヒットです)、1与四球、6奪三振で1失点と立派にQSで開幕戦に引き続きエースの役目を果たしています。
一方の青柳に対し、相変わらずヤクルト打線は何の策もありません。昨日などは雨でグラウンドがぬかるんで滑りやすく、バント処理が下手な青柳に対し、どうせ打てない打者たちはひたすらセーフティバントで青柳を揺さぶれ、と私は常々言っているわけですが、打撃コーチは何をアドバイスしているのか。みなさんぶりぶりとバットを振り回すばかりです。
7回にやっと右打者ですが、比較的青柳を打っているオスナがレフトスタンドに一発を叩き込み、同点。
青柳は7回4被安打(初回の宮本の1安打にオスナのホームラン、やっと回復してきた長岡の2安打)2四球で1失点でした。
試合は継投勝負となり、ヤクルトは勝利の方程式石山・清水・田口を繰り出し、阪神打線を0封。
ヤクルト打線は8回の浜地に対し、1アウトから宮本が四球で歩き、すぐさま並木を代走に出し、浜地を揺さぶり、並木の足を警戒した浜地のストレートが真ん中高めに入るのを山田がすかさず捉え2ランホームランで決勝点でした。
昨日のヤクルトー阪神の頂上決戦はオスナ・山田の一発もさることながら、サンタナの拙守による失点から降雨中断にもめげず淡々と試合を作った小川に「あっぱれ!」です。
数字は各選手個人のWikipedia 及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています
優勝候補チームらしい良い試合でした。
両チームの特徴もはっきりと見えました。
青柳のずば抜けた投球にスワローズ打者たちが勝ち抜けませんでしたが、小川の投球も阪神打者たちが勝ち抜けませんでした。
こういうクロスゲームではやはり大きいもの一発を持ったチームが有利ですよね。
山田の一発が決定的な瞬間に出ました。やはり決定力は日本一です。
勝利おめでとうございます。
MONTE CRISTO様
コメントありがとうございます。
さすが阪神です。昨日は完封負けでした。
阪神は開幕出だしは打撃好調でしたが、ここにきてヤクルト同様打てないチームになってしまいました。
チーム全体が貧打ではちょっと手の打ちようがない感じです。
ヤクルトけんちゃん