9月23日対阪神 古賀のキャッチング
ヤクルト3‐9阪神(ヤクルト6勝:阪神16勝:1分け)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
優勝を決め堂々の横綱相撲の阪神と最下位転落もありうるヤクルトとのやる気の差というかモチベーションの差でしょうか。
阪神は現役ドラフト入団組の中の大当たりの大竹投手、ヤクルトは育成も兼ねて獲得(まだ25歳)NPBデビュー戦で勝利投手になったものでその後もローテーションで使われていますが、徐々に馬脚を現しているロドリゲスの先発です。
ロドリゲスは初回から不安定な投球で近本を歩かせ盗塁され、中野の一塁線を破る二塁打で1失点。
中野は森下の左フライで三進。1アウト三塁で4番大山のシーンです。ロドリゲスの内角に鋭く曲がる変化球を捕手の古賀は取れず、中野は悠々2点目のホームイン。判定はロドリゲスのワイルドピッチですが、キャンプで古田臨時コーチが散々捕手陣に行ったことが蘇ります。「キャッチャーは体を張ってでもボールを止めろ。そうすれば投手から信頼される」と言われたわけです。ましてやランナー三塁です。本当に体を張ってでも止めなければいけないケースです。
外国人投手が投げ古賀捕手のケースでよくパスボールやワイルドピッチを見るような気がします。
そもそも古賀捕手のキャッチングが下手なのか、外国人投手とのコミュニケーションがでうまくいかないのか。
2年前のキャンプで解説の谷繁氏が古賀がキャッチングの瞬間目をつぶるという欠点を指摘していました。この点が治ったかは不明ですが、特に今期古賀捕手のキャッチングに関するトラブル頻発です。ヤクルトでは中村正捕手に次いで内山捕手とNo2の位置を争う選手です。オフの矯正事項の一つです。
もともとは打撃の方はさっぱりだったのが、このところ打撃好調で打率も3割近くまでアップしています。下位打線の要として捕手の打撃は重要ですが、それも捕手としても仕事をちゃんとこなしての話です。
荒木内野手の引退が発表されました。とうとう今期は一軍には登場しませんでした。大卒の14年目36歳です。
内外野守れるというユーティリティプレーヤーという近年の位置づけで、守備固めや代打の起用がほとんどでした。
数年前までは西田と並んで代打の切り札的な活躍をした時もありましたが、その後川端の代打の神様としての台頭があり、徐々に出番が失われてきました。
何年か前に代打で短く持ったバットでバントからのバスターがそのままレフトスタンドに打球が飛び込んだシーンが印象的でした。ヤクルトにコーチとして残るのでしょうか。第二の人生での健闘を祈ります。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びyahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています