投資効率(投手勝ち星編)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
前回は打者のホームランで投資効率というか、その打者が1本のホームランを打つのに球団は
いくら払ったかなんてことをお遊びで(あくまでお遊びです)出してみました。
今日は先発投手の勝星に対し球団がいくら払ったかという数字を出してみました。
再々言っていますが、近年のベースボールでは特に投手の分業化が確立しつつあり、
先発投手に勝ち星がつきにくくなってきました。
今年のヤクルトでも勝ち星1・2位は先発の奥川・小川の9勝ですが、3位は中継ぎ専業の
今野の7勝でした。
ということで先発勝ち星と年俸を比較すると、「おいおい!」と特に下位球団のエースから
クレームが来そうです。
そうは言いつつも今年のNPBの年俸ランク1・2位の楽天田中投手や巨人菅野投手なんて面白い結果が出そうです。
あくまでネタとご理解ください。
さてセ・パの勝利数ベスト5の投手の勝利数・年俸・年俸/勝利数(1勝に対し年俸いくらもらったか)を出します。
セリーグ
青柳(阪神) 13勝、5千万円、385万/勝
九里(広島) 13勝、87百万円、669万
柳(中日) 11勝、41百万円、373万
高橋優貴(巨人)11勝、1920万円、175万
伊藤将司(阪神)10勝、13百万円、130万
パリーグ
山本由伸(オリックス)18勝、1.5億円、823万
宮城(オリックス) 13勝、870万円、67万
上沢(日ハム) 12勝、85百万円、708万
則本(楽天) 11勝、3億円、2727万
高橋光成(西武) 11勝、67百万円、609万
ヤクルト
奥川 9勝、16百万円、177万
小川 9勝、1.6億、1778万
サイスニード 6勝、8320万円、1387万
田口 5勝、7千万、14百万
スアレス5勝、5250万円、1050万
高梨 4勝、37百万円、925万
石川 4勝、9千万円、2250万
高橋 4勝、1450万、363万
参考までにバンデンハーク 0勝、79百万円、で無限大です。
特に今年はルーキーやそれに近い選手が先発で大活躍したこともあり、
奥川や巨人高橋・阪神伊藤のコスパの良さが目立ちます。
特に驚くのはオリックス宮城の1勝67万円です。素晴らしい投資効率です。
あと面白いのはヤクルトの奥川と小川の1勝がちょうど10倍ということです。
小川や楽天則本のようにFA絡みで年俸が跳ね上がった投手のコスパの悪さが目立ちます。
さて今日のメインイベントです。
田中(楽天) 4勝、9億円、2億25百万
菅野(巨人) 6勝、8億円、1億33百万
上記の投手達とは桁が違います。球団としてはこの両投手には最低でも15勝の願いも込めての
年俸のような気がします。
今年の成績を受けて菅野投手はマイナス2億円の大減俸ですがそれでも6億円です。
田中投手は2年契約ですから、来年も9億円ですか。楽天は高い買い物をしました。
いくら田中まあくんの人気からくる宣伝効果があるとは言え、ちょっと高すぎるような。
こうして見るとやはり勝利数で年俸を図るのは不適当のような気がします。
もう少し精度を上げるとしたらクオリティスタート(QS)基準でしょうか。
キャンプが始まるまでまだまだ時間があります。今年のヤクルトをメインにいろいろと
素人ならではの分析を続けます。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています