最低年俸
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
今年のヤクルトの全選手の契約更改が終了しました。(つば九郎だけは交渉決裂で、越年ということですが、、、)
ドラフト指名選手も順調に契約完了し、新外国人選手も3名決まり、これ以上の補強はあるのか、ないのか、です。
上には上があるもの、というのは村上選手の6億円×3年契約ですが、ヤクルトで一番年俸が低いのが5人の育成契約選手の300万円の年俸です。
村上選手の年俸の200分の1です。
上を見ればの大谷選手の来期の年俸が3千万ドルですから$1=130円として39億円。年俸300万円の13万倍となんだか気の遠くなるような話です。
しかし彼ら300万円の年俸の選手も将来大谷レベルの年俸を稼ぐ可能性はあるわけです。
ところでヤクルトの最低年俸が昨年までの280万円から300万円にアップされました。約7%のアップですからここ最近の物価上昇率から見ると
妥当のような気もします。
300万円の年俸と言えば、現在の大学新卒の初任給が22.5万円でプラスいくばくかのボーナスも出るので、ほぼ同じレベルです。
普通のサラリーマンと異なるのはこれら育成選手に限らず若手選手は皆寮に住み、3食付きということです。
サラリーマンも会社によっては寮があって賄い付きというケースもありますが、いくばくかの寮費・食費は取られます。
(一般のアパート家賃や外食よりはずっと安いわけですが、有料です)
逆に持ち出しは、道具代です。バット・グローブ・スパイク等等は選手持ちになります。
ユニフォームはチームからの貸与です。
遠征費用は交通費・宿泊費等すべて球団持ちです。
寮から戸田球場への交通費は選手の負担のようです。
しかしヤクルトの戸田寮と戸田球場の距離は500Mくらいですから、交通費はかかりませんな。
こうして見るとヤクルトの最低年俸の選手の場合新卒サラリーマンよりは待遇が良いかとも言えます。
しかもサラリーマンの場合は給与が昇給したとしてもせいぜい年に10%アップ程度です。
しかしプロ野球選手の場合、村上選手や大谷選手程のケースでなくとも、支配下になり一軍である程度活躍出来れば
あっという間に年俸が数倍になることは夢物語ではありません。(長岡選手22年年俸600万円が23年は3300万円)
実際ソフトバンクの千賀投手は2011年に育成選手としてスタートし初めの年俸は270万円でした。
それが今年は6億円の年俸で、来年からはメッツと5年で7500万ドルの契約を結んだわけで、年俸にすると1500万ドル、
$1=130円として19億5千万円です。
育成スタートでもプロ野球にはこれだけの夢があります。
確かにプロ野球選手はどんなに頑張っても40歳くらいまでですし、雇用の保証もありません。
しかし普通のサラリーマンの生涯年収が2.5億円とか言われているわけで、そのレベルの収入でしたらプロのレギュラーになれば
数年で稼げます。(5千万円/年×5年)
年5千万円はヤクルトでは高橋投手が5千万円、山崎外野手が4千万円の年俸です。
(日本の所得税は累進課税になっていますから、5千万円×5年の手取りとサラリーマンの手取りはイコールにはなりませんが)
今年ヤクルトはセリーグ優勝したわけでその分村上選手は除いても一軍で活躍した選手には皆さん年俸アップしています。
結婚が発表された塩見選手は倍増し野手では5番目の年俸となりました。(村上・山田・青木・中村)
ヤクルトでいじられキャラの塩見選手ですが高橋選手も結婚から子供誕生で責任感が芽生えたか、ぐっとたくましさを増しました。
塩見選手も来期の一段の飛躍を祈ります。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
何より日本の大卒初任給が22.5万円というのがショックです。
韓国の大企業(例えばサムスン、LGなど)は月給では430万ウォン(約45万円)です。
大企業ではなく一般企業の大卒初任給も年俸として2500万ウォン(約263万円)程度になります。物価の高い東京のようなところであんなに小さな年俸でどうやって生活できるのか知りたいです。私の子供がもうすぐ大学を卒業しますが、日本で生活したいと思っています。 ところで年俸があんなに低くてはどう生活するか心配ですね。野球選手たちの年俸が韓日でどんどん減っていくと思っていましたが、一般の人たちの年俸はすでに韓国が日本を追い越した様相です。
そしてこれは別の質問ですが、昨日、韓国の新聞で報じたところによると、日本の高校野球非公認最高球速が時速169キロで、この記録を樹立した選手は、佐藤大哲(現在 駒澤大)選手だそうです。これは本当ですか。
そして佐藤大哲選手の発音が”sato otetsu” ですか? どう読めばいいですか?
MONTE CRISTO様
コメントありがとうございます。
日本はバブルが弾けて以来の30年デフレが続き、労働者の給与も上がらないままでした。
そういった中で地方から東京に出てきて一人暮らしを始める若者の生活はなかなか厳しいものがありました。
企業は給与を上げない代わりに、社員寮を提供したり、住宅費補助やその他手当でごまかしていたわけです。
(給与は一度上げると下げるのは難しいですが、手当を切るのは比較的容易です)
最近では急激なインフレに対応するため企業は賃上げなどを発表していますが、若者が普通に生活できる
レベルにまで行くのかは疑問です。
この佐藤大哲選手の169㎞は知りませんでした。色々調べましたが、佐藤選手は基本内野手で、2021年7月7日に169㎞を投げたという記録のみ残っています。
当時もマスコミで騒がれた記憶もありません。
その試合でも佐藤選手が投手だったという記録も見つかりません。継続して調べます。
佐藤大哲投手の読みも不明です。「さとう」は良いのですが、「大哲」は「ひろあき」や「ひろのり」と呼ぶのが日本では一般的のようです。
何か不確かな話ばかりで申し訳ありません。
ヤクルトけんちゃん