年俸更改、あれれ?
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
阪神の村上投手の年俸改定が行われ今年の700万円の年俸が6700万円に上がり、875%のアップは阪神球団史上最高のアップ率とマスコミがはしゃいでいました。
村上投手は東洋大卒、2020年のドラ5です。ドラフト下位でもこんなにブレークすることがあるわけで、阪神のスカウトの目が凄いというか、この年のドラフトでは1位で競合した佐藤輝選手を引き当てるや、2位が伊藤将投手、5位がこの村上投手、6位が中野内野手、8位が石井大智投手と今年の阪神日本一を支えた選手がぞろぞろ、という感じです。どこぞのドラフト下手のチームのスカウト陣に爪の垢でも飲ませてやりたいものです。
今日言いたいことは、6700万円の年俸安すぎないですか?ということです。
阪神の投手陣ではトップの西勇の3億円を筆頭に岩崎(2億円)・伊藤将(1.6億円)・岩貞(1億円)に次ぐ4番目で今年現役ドラフトで入団した大竹投手と並ぶ6700万円です。
再々言っていることですが、プロ野球選手は複数年契約している場合は除き1年契約で、今回来年1年の年俸は保証されますが、怪我をしたり戦力となれないと来オフに戦力外となり途端にジョブレスになるリスクがあります。というように1年勝負のプロ野球選手は年功序列的な考えを一切捨ててあくまで今年の働きがチームにどれだけ貢献したか、で判断すべきです。
村上投手は仮にも今年のMVP投手です。本来投手陣トップの年俸に跳ね上がってもおかしくないはずです。(1位の西勇投手はFAで入団し、そのため年俸が高止まりしているせいもあります)
さてヤクルトの年俸更改を見てみましょう。
オスナ 来期は3年契約の3年目で変わらず。$200万
サンタナ $245万
サイスニード $155万
ロドリゲス $75万
小川来期は4年契約の4年目で1.6億円変わらず
青木 限度越え(1億円を超えている場合は―40%が限度)-2億円の1.4億円で1年契約
木澤 +1500万円の5200万円で契約。50試合以上登板に関して査定の見直しを要望
先日書きましたが今期の一番のヤクルトの不振の原因は村上・山田・塩見の不振ということでしたが、山田・村上は複数年契約のため変わらず、塩見のみ1500万円減の7100万円です。他に大きく動いたのは、1勝8敗と勝敗面で大きく足を引っ張った清水が3千万円増の1.3億円。小澤が19百万円増の3千万円。星が15百万増の3千万円。
内山が1千万円増の26百万円。原が1千万円減の3千万円。
石川がマックス減の―25%2250万円減の6750万円でした。
セリーグを連破して大盤振る舞い?でセリーグのチーム総年俸トップになってしまったヤクルトが5位に落ち込んだこのオフ、メリハリの利いた年俸更改があるかと思いましたが、多くのトップ選手が複数年契約の恩恵を受けそのまま。あおりを食らったのは青木・石川のベテランと原投手位でした。
今シーズンの不振の一因となった高橋投手なんかは200万円減の48百万円と微減。
ということでよくわからんヤクルトの年俸更改でした。(田口投手はまだ更改が終わっていません、FA宣言しなかったご褒美で複数年契約と大幅な年俸アップがありそうです)
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています