メジャーから元のチームに戻る?1
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
毎年何人かのNPBプレーヤーがFAやポスティングのシステムを使ってMLBに移籍します。
基本NPBからMLBに行ける選手とはそのチームで4番打者(主力打者)またはエースクラスの投手かつNPBでもトップクラスの選手だったことは間違いありません。
その選手が米国行きを匂わせ始めた時球団は必死で引き留めようとするでしょう。(球団がその選手に出て行ってほしい場合は別ですが、そんなケース稀です。)
主力選手に抜けられては、ポスティングの補償金が入るとはいえとてもその選手が抜けるダメージをカバーする助けにはなりません。ということでその選手は惜しまれながら米国に行くわけで、万一MLBでうまくいかなかったり故障で帰国することになった場合、元の球団はその選手を温かく迎えるか、もしくは「後ろ足で泥をかけるようにMLBにいったお前は出禁」とするかです。
NPBには何チームかそのようなポリシーを貫いているチームもあるようです。ヤクルトは前者に当たります。
過去に何人ものヤクルト選手がポスティングなどでMLBにいきました。彼らが米国で夢破れた後どうだったでしょう。
まずは吉井理人投手です。83年にドラ2で高卒として近鉄入り、近鉄で主力手として10年プレー後ヤクルトへトレード。
ヤクルトでは3年ノムさんの下で活躍、海外FA権を行使し、MLBへ。MLBでは5年プレー。帰国時はオリックス入り、オリックスで5年。それからロッテで2年プレー。現在はロッテの監督です。
次は石井一久です。91年のドラ1高卒でヤクルト入り、ヤクルトで10年エースとして活躍ポスティングでMLBでは4年、帰国しヤクルトへ。ヤクルトで2年プレーし、FAで西武へ。
その後は楽天の監督GMにも就任しました。
高津臣吾は90年に大卒ドラ3でヤクルト入り、13年プレー後海外FA権を行使しMLBへ。MLBで4年プレー後、寄国しヤクルトへ。ヤクルトで2年プレー後更に韓国・台湾の球団にも飛び込みました。現在はヤクルトの監督です。
最後は青木です。03年にドラ4で早稲田大学から入団。ヤクルトで8年プレー後ポスティングでMLBへ。米国で9年プレー後ヤクルトに戻り、ヤクルトへ。7年プレー後今期惜しまれながら引退しました。
こうしてみると、ヤクルトはMLBからヤクルトへ里帰り率が高く、その後指導者になることも多いようです。青木にヤクルトの監督の座が約束されていつわけではありませんが、もろもろを考えると、その確率は高いような。
Yahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています
Amazonのヤクルトグッズはこちらからどうぞ
ヤクルトスワローズ