cheating(チーティング)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
英語にcheat(チート)とか cheating(チーティング)ということばがあります。チートは騙すというような意味です。
チーティングは不正行為という意味で試験でカンニングするなんて言う場合にも使われます。
要はズルをする、という意味です。
さて以前にも指摘しましたが大谷選手のドジャースとの後払い契約が俄然きな臭くなってきました。
米国カリフォルニア州の税務当局が大谷選手の後払い契約に関し、大谷選手が10年間の選手生活を終え、その後契約金の大部分をカリフォルニア州以外の土地で受け取ると、本来この10年間の選手時代に均等割りにすれば7千万ドルの大谷選手の収入に対してカリフォルニア州が徴税できる地方税(日本の住民税)を州は取りはぐれる(約98百万ドル、140億円)ので問題だ。至急税法を改正すべき、というようなクレームです。
確かにこのポイントに関しては私もぬかっていました。大谷選手が10年間のドジャースでのプレー後どこに住むかなんてわからないわけです。基本的に地方税とか住民税はその居住地に年間の半分以上住んでいると納税義務が生じます。
逆に言えば1年の半分以上にならないように居住地を変えれば地方税を払わないで済むなんてことがあるかもしれません。
まあ大谷選手自身にはそのような意図があったとは考えたくありません。
しかし巨額の年俸を稼ぐ大谷選手の周りには税理士やコンサルタントなんて輩が取り巻いてあの手この手を進言しているかもしれません。今回の年俸後送り策はドジャースサイドからの提言に間違いないと思いますが、、、
このカリフォルニア州税払わないかもしれない問題は現行の法律では合法と考えられます。
脱法行為や脱税行為ではないはずです。しかし租税回避行為とみなされかねず法的には許されても、モラル的にはいかがなものでしょうか。
せっかくこれまで築き上げてきたクリーンな大谷翔平像が歪んでくるような気がします。
こうなると大谷選手が日本全国の学校にグローブを寄付した行為も単に節税のために行った、と邪推されかねません。
私が先日書いた巨人がFAの人的補償逃れに有望な若手選手を支配下から外して育成契約にした疑惑と同様、ドジャースの「ルールと法律に則って行ったことの何が悪いの?」という姿勢と相通ずるところがあります。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています
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