FAとポスティング
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
FA宣言期間も終わり、ポスティングも出そろったようです。
今回も様々な選手がFAするのでは?なんていろいろと取りざたされていましたが、ヤクルトの田口投手のようにFA資格を得ましたがやはりヤクルトが居心地が良いのかヤクルトから大幅な年俸アップと複数年契約を打診されて決心したのか、宣言せずに残留宣言が出ました。
長くNPBでプレーすればFA資格は自然と付いてくるわけですが、中にはFA宣言したのは良いが元の球団からどうぞ出て行ってください、と言わんばかりの仕打ちを受ける選手もいたり、一応宣言はしてみたけれど他球団の反応もなく宣言残留なんてケースもたまにあります。
そんな中で今シーズンのFA・ポスティングのメンバーを見てみましょう。
一番の目玉はオリックスの山本由伸のポスティングによるMLB挑戦です。3年連続沢村賞を受賞した現在のNPBのNo1投手です。昨年MLBに移籍した千賀投手の活躍ぶりを見ればそれ以上の評価が出てもおかしくない投手です。
DeNA今永投手もポスティングです。DeNAのエース格として君臨したサウスポーですが故障等で年によって好不調の波があるのが気になります。
日ハムの上沢投手もポスティングです。11年のドラ6です。今年は踏ん張って24先発で2完封、9勝9敗、2.96と頑張りましたが、山本由伸のようなインパクトはありません。なぜか同じ日ハムからMLBに行ってうまくいかなかった現ソフトバンクの在原投手とダブります。
楽天松井投手は海外FAです。13年のドラ1で入団1年目は先発でしたが、2年目からクローザーに転向、以来10年で236セーブ、19年・22年・23年はセーブ王になっています。MLBでどのような評価を受けるか興味深いものがあります。クローザーからMLBを目指したのは高津監督やオリックス平野投手とか何人かいますが松井投手はどうでしょう。
オリックスの山崎福投手は国内FAです。14年のドラ1でそれまで目立った存在ではありませんでしたが、今シーズンは23先発で11勝5敗とパリーグを制したオリックスの2番手投手に躍り出て、ヤクルトも含め競争になっています。ヤクルトが補強に成功するか、今オフ一番のポイントです。バッティングが素晴らしい投手でセリーグ向きです。ぜひヤクルトで二刀流披露してください。
今年事件を起こし謹慎状態だった西武山川選手ですがFA宣言しました。ソフトバンクと入団の密約があるなんて噂もありますが、ソフトバンクの焦りが見えます。
同じくトラブルを起こし日ハムから巨人に救済トレードされた中田翔は3年契約の2年を残しFA権も得ましたが巨人との契約を破棄し、FAも宣言せず自由契約となりました。巨人でいい子ぶるのにも疲れたのかなんて話もありますが、巨人を出て自由になって他球団への移籍を目論んでいる、なんて話もあります。どうなんでしょう。
広島の西川選手もFA宣言しました。移籍するのはパリーグのみと言っています。不思議な話です。別にDHをやりたいわけではなさそうです。
DeNAの石田投手もFAです。今永投手よりもちょっと小粒なサウスポーです。ヤクルトにはどうでしょう。
今年も様々な選手がFAやポスティングで自分の価値を測ろうとしています。
そういえば11月15日にトライアウトが行われたようです。ヤクルトからは吉田大喜投手・成田投手・元ヤクルトの中山選手が参加したようですが、皆さんが再度羽ばたけることを祈ります。
昨日はアジアプロ野球チャンピオンシップの第1戦が行われ侍Jは台湾と対戦。台湾先発には抑え込まれましたが、後半阪神森下の一発などで得点を重ね、投げては先発の巨人赤星以下締めの田口と台湾打線を完封しました。残りは対韓国・対オーストラリアです。
田口はオーバーエイジ枠ですが若手主体の侍Jです。ヤクルトからは他に吉村投手も参戦しています。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています