サブマリンの系譜
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
元ヤクルトの会田照夫氏が亡くなりました。73歳。つい先日安田猛氏も亡くなり、
ヤクルト初優勝を演出した燕戦士が一人また一人と舞台から退場します。
会田氏は1970年のドラフト8位、大学社会人を経ての入団でした。
同期には若松勉氏がいます。71年~80年の10年間で29勝45敗3S、4.34でした。
76年には10勝9敗で二けた勝利。78年の初優勝時には29登板で3勝6敗でした。
安田猛投手の投球フォームも特徴的でしたが、会田投手は右のアンダーハンドでした。
アンダーハンドというと昨年までヤクルトに在籍した山中投手もサブマリンでした。
他には楽天の牧田投手やソフトバンクの高橋礼投手がいます。
過去に遡ると多くのレジェンドのサブマリンがいます。
秋山登 1956年~67年 大洋(現DeNA)のエースでした。193勝171敗
6度20勝以上を挙げ、弱かった大洋ホエールズで孤軍奮闘でした。
1960年の初優勝時には21勝10敗の成績で優勝に貢献しました。
足立光宏 1959年~1979年 阪急(現オリックス)187勝153敗3S、
西本監督から上田監督の阪急黄金時代を支えたエースの一人。
杉浦忠 1958年~70年 南海 187勝106敗 鶴岡監督時代の南海ホークス全盛をノムサンと共に支えた。
皆川睦夫 1954年~71年 南海 221勝139敗 上記杉浦と一緒に南海を支えました。
当時の南海(現ソフトバンク)はエース2人がサブマリンだったんですね。皆川投手はアンダーハンドで
初めて200勝を達成しました。
山田久志 1969年~88年 阪急 284勝166敗43S、上記足立投手の後半と被っています。
284勝はアンダーハンドの投手としては最高記録です。
高橋直樹 1969年~86年 東映他4球団で活躍。 169勝158敗13S
今は少なくなりましたが、1950-60年代はサブマリンのエースがしのぎを削っていたようです。
サブマリンの特徴としてスピードは出ませんが、地面すれすれから浮き上がってくるような球で
打者を幻惑します。
高津監督はサイドスローでしたが、アンダースローとはかなり違います。
左打者からは球筋が見やすく、左打者全盛の今ではだんだん減っていく投法かもしれません。
会田照夫氏に献杯。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
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