サードでGG賞
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
自主トレ真っ最中の村上選手がいろいろと威勢の良い今期の目標をぶち上げています。
その中でも気になったのは昨年の失策数13を0にしてゴールデングラブ賞を狙うというものです。
昨年のヤクルトの失策数は主なところで
西浦 10
オスナ 12
村上 13 ということで、村上選手はヤクルトの失策王だったわけです。
しかし村上のサードで13エラーと比べるとオスナのファーストでの12エラーは多すぎです。
オスナはもともとサードも守れるという話で当初はオスナがサードで村上がファーストということも
ありましたが、オスナがわずか5試合で2失策という体たらくで、それ以降はオスナがファースト、
村上がサードに固定されました。
昨年のセリーグのチーム別失策数を見ると
阪神 86
広島 80
ヤクルト 79
DeNA 73
中日 56
巨人 45
こう見ると巨人の守備力が際立っています。
それでは村上選手がGG賞を狙うサードのポジションはどうでしょう。
ヤクルト 村上 13
広島 林 12
阪神 大山 10
中日 高橋 8
DeNA 宮崎 5
巨人 岡本 4
そうは見えませんが、巨人岡本選手の堅実な守備が光っています。
2年連続本塁打王+打点王といい、まだまだ村上選手が岡本選手に追いつくのは大変そうです。
ところでサードの守備ってどうなんでしょうか。
もともとサードは「ホットコーナー」と呼ばれるように強い当たりが飛んできて、その打球を体を張ってでも
止めないと長打になってしまう、という当然ながら大事なポジションです。
強い当たりを止めないと長打になるという点ではファーストも同様ですが、サードのもう一つの大事な仕事は
捕球した打球をファーストまで投げなければいけないということです。
サードからファーストまでは結構距離があるのでサードは捕球面でのエラーに加えてファーストへの送球エラーも
ままあります。強い当たりを体で止めて、打者走者が阪神の近本のような俊足だと、慌てて投げた送球がとんでもない
方向に行ってしまい、近本はゆうゆう二塁へなんてこともままあります。
けんちゃんの年代ですと長嶋茂雄の華麗な守備を思い浮かべるわけですが、
その後のヤクルトを見てみると池山選手とか宮本慎也選手のようにショートから年齢と共にサードへ転勤するなんて例でも分かりますが、
ショート・セカンドは横の動きも重要ですがサードはどちらかと言えば3塁線を死守という感じで、あまり横の動きは
要求されません。
村上選手まずは失策数をDeNA宮崎選手や巨人岡本選手並に減らすことから始めましょう。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています