神宮のキャパ

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

先日セリーグの今シーズンの各球団の公式戦の観客数が発表されました。
1位は当然ですが阪神の約291万人。1試合当たり4万1千人です。
ヤクルトは最下位で約197万人。1試合当たり2万7千人でした。
びっくりするほどの観客数の差がついています。
ちなみにセリーグの他チームは
巨人が271万人。1試合当たり38千人。
DeNAが228万人。1試合当たり32千人。
中日が218万人。1試合当たり30千人。
広島は205万人。1試合当たり29千人。

ということで阪神はトータルでも1試合当たりでもセリーグのトップで最下位のヤクルトの5割程度アップの観客が入場しているわけです。もともと関西の人気球団でプラス今年は断トツの優勝だったわけで観客数が増加するのも当然です。
人気球団である巨人の観客数が阪神に次ぐ2位なのも納得です。
面白いのは今シーズン2位で終わって大健闘だった広島の観客数が5位でヤクルトと断トツの最下位争いを演じた中日が広島より入場者数が多いということです。

例えばヤクルトと阪神の観客数の違いは当然その球団の人気やその時の調子の良し悪しにも大きく左右されますが、ベースの球場のキャパにも大きく左右されるわけです。

それでは12球団のホームの球場のキャパを見てみましょう。

甲子園球場(阪神) 47,508人
東京ドーム(巨人) 43,500人
PayPayドーム(ソフトバンク) 40,178人
ナゴヤドーム(中日) 36,627人
京セラドーム(オリックス) 36,154人
エスコンフィールド(日ハム) 35,000人
横浜スタジアム(DeNA) 33,912人
MAZDAスタジアム(広島) 33,000人
ベルーナドーム(西武) 31,552人
楽天モバイルパーク(楽天) 31,272人
神宮球場(ヤクルト) 30,969人
千葉マリンスタジアム(ロッテ) 29,916人

なるほどです。そもそも阪神のホームの甲子園球場とヤクルトの神宮球場では甲子園が5割程度キャパが大きいわけです。
そう考えると今年の阪神とヤクルトの観客数の違いは球場のキャパの違いということになり、阪神が優勝したから阪神は多くて、ヤクルトが弱かったから少なかった、というわけだけでもなさそうです。
いきなり報道で阪神が300万人近く観客が入場し、ヤクルトは200万人程度、なんて言われると、やはり(特に今年の)阪神にはお客さんが多く入っているんだな、なんて思ってしまいます。

ナゴヤドームはMAZDAスタジアムより1割程度観客が多く入れるので、今年の1試合当たりの渇客数の差は逆に球場のキャパから考えると広島健闘と言えるかもしれません。

球団の収入構造も多様化しているので、観客数の違いだけで図ることはできませんが、やはりこの違いは大きなものがあります。
神宮外苑エリアの再開発が自然保護団体のみならず国連機関まで口を挟んできてすったもんだしており、ニュー神宮球場の姿もまだ見えてきません。

数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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