ヤクルト先発陣の検証

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

日本シリーズも終わりましたが、今シーズンのヤクルト先発陣の活躍ぶりを検証してみましょう。

ヤクルト投手の先発数が多い順に並べると、
小川 25登板、25先発、3.82、15QS、8勝8敗
サイスニード 23登板、23先発、3.54、12QS、9勝6敗
原樹理 22登板、20先発、4.85,77QS、8勝7敗
高梨 20登板、19先発、4.30、11QS、7勝9敗
高橋 17登板、17先発、2.63、10QS、8勝2敗
石川 16登板、16先発、4.50,74QS、6勝4敗
小澤 10登板、8先発、4.11、3QS、2勝1敗
スアレス 6登板、5先発、6.23
金久保 3登板、2先発、7.71、1QS、1勝1敗
山下 2登板、2先発、1.46、1勝1敗
吉田大喜 2登板、2先発、3.00、0勝1敗
大西 43登板、1先発、4.55、3勝2敗、3H
星 7登板、1先発、4.36、0勝1敗
市川 6登板、1先発、7.50
奥川 1登板、1先発、2.25
一般的に先発投手の防御率は3点台でOK、2点だが上出来、
1点台がスーパーと言われています。
こうして見ると高橋が上出来、小川・サイスニードがOKレベルです。

今期のセリーグのエース級の先発数を見ると
阪神 青柳 24先発
阪神 西勇 23先発
DeNA 今永 21先発
中日 大野 23先発
巨人 戸郷 25先発
広島 森下 27先発
ということでエースたちは年間で20試合以上先発しています。
ヤクルトは小川・サイスニード・原樹理・高梨・高橋・石川の6投手が今期のローテーション投手ということになります。
6月終盤に小澤が支配下登録されローテーションに加わったためヤクルトの7月のコロナクラスターの際に大きな力になりました。
スアレス・吉田は先発失格、大西・星はローテの谷間を埋める先発です。

山下は最終盤に一軍デビュー、来期以降が楽しみです。
金久保・市川・奥川は(まだ若いので結論を急ぐ必要はありませんが)まず来期一軍で活躍できるかがポイントです。
スアレスは最終盤で中継ぎで良い仕事をしましたが、来季契約されるか微妙なところです。

こうして見るとヤクルトの投手陣の層の薄さは一目瞭然です。
小川・サイスニード・石川・小澤が来期今シーズン以上(今シーズン並み)の活躍ができるかは疑問です。
シーズン終盤に先発失格となり中継ぎに回った高梨・原が来期は復活できるのか。
上がり目が見込めそうなのは高橋と山下くらいです。
あとは前述した奥川・金久保・市川のブレークがあるのかないのか。
ドラフト入団の吉村投手他がどうかです。
来期も高津監督と伊藤コーチの苦悩は続きます。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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