ヤクルト先発頑張ってます

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

最近よくヤクルトの先発陣が頑張っています、と書いているわけですが、
本当にそうなのか、今日は検証してみましょう。

昨年のヤクルトの投手防御率は4.61、セリーグ最下位でした。
1位は優勝した巨人の3.34でした。
1試合平均ヤクルト投手陣は巨人と比べ1点強失ったということです。
この1点の積み重ねが昨年の惨敗、弱体投手陣となったわけで、この防御率1点の違いとは馬鹿になりません。

さて今年はどうでしょう。ヤクルトは25試合消化、ほぼシーズンの2割を終えた段階です。
ヤクルトは現在セリーグの2位です。
投手防御率では1位の阪神が2.71で最下位のDeNAが4.83、ヤクルトは3.46の5位です。
おやおや決して投手陣がスーパーなわけではなさそうです。
チーム打率も .244でセリーグ4位ですから、必ずしも強力打線で勝ち進んでいるわけではなさそうです。
得点98はセリーグ3位、失点91は5位、本塁打26は3位です。

どうも以上から見ると現在のセリーグ2位と言うのはたまたまタイミングというか、決して実力とは
言えないことが分かります。昨年の瞬間風速首位と同じです。

それでは個々の先発投手の成績を見てみます。(防御率順)
スアレス 4試合 3QS 1勝1敗 22回 5失点 2.05
金久保 3試合 1勝 15.1回 6失点、5自責点 2.93
田口 4試合 3QS 1勝2敗 21.1回 9失点、8自責点 3.38
高梨 4試合 2勝 21回 8失点 3.43
石川 1試合 5回 2失点 3.60
小川 5試合 2QS 2勝1敗 27.2回 14失点 13自責点 4.23
奥川 3試合 1勝1敗 15回 12失点 7.20
山野 1試合 1.1回 7失点 47.25

先発投手の線引きでは防御率が2点台までが合格、
3点台はまあまあ
それ以下は失格となります。
それで行くと、スアレス・金久保が合格。
田口・高梨・石川がまあまあ。
小川・奥川・山野が失格となってしまいます。

しかし昨年のヤクルト先発陣を見ると(中継ぎ成績も混じっています)
スアレス 2.67
高橋 3.94
高梨 4.12
歳内 4.28
石川 4.48
小川 4.61
原 5.19
吉田大喜 5.21
金久保 5.40
山中 5.52
クック 7.88
山田大樹 8.31
イノーア 10.19
以上のとほほで、スアレスと高橋以外は失格だったことが分かります。
しかし今年はほとんどがまあまあレベル以内(防御率3点台以下)に収まっていることを
見れば、先発投手陣上出来という結論が見えてきます。
先発投手陣がそこそこ頑張っているので、打線さえ打てば勝てるということになります。

そういった中で村上と山田が8本塁打でセリーグトップを走っていることも大きいかと。
一発で得点を挙げられるホームランは魅力です。
これからサンタナ・オスナも打ち始めれば得点力が大幅にアップして、
投手陣に対する強力な援護体制が確立されます。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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