守護神の系譜

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

FA宣言し巨人を含めた他チームに移籍するかも、と思われた田口投手はFA宣言せずヤクルトに残留しました。そのお礼？で田口投手は3年、5.5億円の大型複数年契約をゲットできたわけです。年俸にすれば約1.7億円です。
この田口投手は2021年の開幕直前に坂本内野手の衰えを気にした当時の巨人原監督がヤクルトに申し入れ？廣岡内野手と交換でヤクルトに来ました。22年までは先発をやったり中継ぎをやったりと使い勝手の良い投手として高津監督が便利使いしていたわけですが、21年に31S、22年に38Sを挙げヤクルトの連覇に貢献したマクガフの里帰り宣言で、急遽田口がクローザーに抜擢されました。この伏線としてはマクガフの後釜クローザー候補として入団したMLBで243登板、23勝13敗、28S、59Hだったケラ投手がとうとう一軍登板無し、という本当に外国人選手は過去の実績をあてにすると大外れ、という典型的な例で、田口投手のクローザー就任はある意味高津監督の苦し紛れの策が当たった、というところです。
いろいろとうるさい巨人からゆるーいヤクルトに来て、金髪にしたり、勝利の舞をやったりヤクルトは居心地が良いのでしょう。FA宣言しなかった田口投手に大型複数年契約をヤクルトは提示したわけです。

ヤクルトの他の中継ぎ陣も当然ですが守護神のポジション奪取を狙っています。
候補としては元クローザーの石山投手、最優秀中継ぎのタイトルを過去2回取っている清水投手、意識高い系で下剋上を狙う木沢投手、更に新外国人のエスパーダ投手と顔ぶれは多彩です。

クローザーはともかく復活を期す近藤投手・長谷川投手、さらに今野投手・大西投手・星投手、途中入団組でも山本投手・阪口投手・嘉弥真投手と顔ぶれは多彩です。

ヤクルトの過去の守護神としては2008年－12年の林昌勇が238登板で11勝13敗、128S、21H、2.09とのむさん黄金期後のヤクルトを支えました。
更に2010年ー15年のトニー・バーネットは初め先発で起用されましたが今一でクローザーに転向、260登板、15先発、11勝19敗、97S、49Hで真中ヤクルトの2015年セリーグ制覇の立役者の一人となり、MLBに錦の御旗を飾ったわけです。
その後は石山や秋吉がクローザーを務めましたが、秋吉は16年ー17年、石山は18年ー21年にクローザーを務めるという感じでした。

今シーズンの守護神の座は安定の田口か他の投手がクローザーのポジションを奪うのか、今年の楽しみの一つです。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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