年棒に合った仕事をしていますか?(投手編)

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日からシーズン折り返しの総括を始めました。
今日はヤクルトの選手が今年の前半、年棒に見合った成績を残しているのかを検証してみます。

再々言っていますが、日本のプロ野球選手の年棒は日本の年功序列的な空気を多分に残しており、
毎年の積み上げでこつこつという感じもあり、またFA資格取得で一挙に好待遇を勝ち取ることもあります。
本来今年の年棒とはその選手の過去の成績(特に昨年の成績)を元に今年はこれくらい頑張ってください、
というニンジンのはずです。

ということで、今年の年棒と成績の比較なんて無理なことを無理やりやってしまいます。

まずは投手編です。
年棒の高い順に並べます。(主な投手に絞りました)

小川 1.6億 14先発、2完投、1完封、8QS、7勝3敗、3.95
石山 1.5億 32登板、4敗、1H、10S、4.85
マクガフ 1.05億 39登板、2勝1敗、14H、16S、2.39
石川 9千万 6先発、1完投、2QS、3勝2敗、2.84
サイスニード 8.32千万 5先発、1勝1敗、5.09
バンデンハーク 7.9千万 2先発、1敗、15.43
田口 7千万 15先発、8QS、4勝6敗、3.95
スアレス 5.25千万 11登板、10先発、5QS、3勝3敗、4.50
高梨 3.7千万 8先発、1QS、2勝1敗、3.96
清水 3.6千万 41登板、2勝4敗、25H、1S、2.79
梅野 2.9千万 29登板、8H、2.49
奥川 1.6千 10先発、6QS、4勝2敗、4.19
高橋 1.45千 4先発、3QS、2勝、2.66
今野 8百万 35登板、3勝、13H、2.72
金久保 580万 8登板、7先発、1QS、3勝1敗、2.78
近藤 450万 22登板、1敗、11H、0.96

こうして年棒と今年の成績を並べるだけでもいろいろとおもしろいことがわかります。
サイスニードやバンデンハークが今のところ期待外れだったわけで、後半の巻き返しを願います。
この二人に比べればスアレスは頑張っています。
田口が小川の半分以下の年棒で先発数トップ、QSは小川と並んでトップという、大成功のトレードだった
事が分かります。(阪神に弱いのが問題ですが)
マクガフは2年契約でこんなに年棒出して大丈夫?という感じでしたが、石山が守護神を降りた後、
結構頑張ってクローザーを務めています。
清水は昨年タイトル(最優秀中継ぎ賞)を取ってこんな年棒(3.6千万)です。年功序列の悪しき例です。
奥川・高橋・今野・金久保・近藤は超安い年棒で良い働きをしています。
金久保・近藤は早く怪我を直して一軍に戻ってください。
皆さん今年のオフにはびっくりするような年棒アップが待っています。
というか、ヤクルトは本当にその働きに応じた年棒にしなくては、安い年棒でこき使われる若手が
可愛そうです。近藤投手なんかこのまま潰れては浮かばれません。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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