ヤクルトの現在地

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

5月13日現在ヤクルトは35試合を消化(ペナントレースのほぼ4分の1を消化)、15勝18敗2分けでセリーグの最下位です。 首位の阪神とは3.5ゲーム差ですから決定的な差とは思えませんが、不調であることは昨年と変わりません。

ヤクルトのチーム打率は.248でセリーグ1位です。チーム本塁打数も26本で1位。失策数は14で良い方から2位です。
一方チーム防御率は3.39で5位です。
これらの意味するところは打線と投手陣がうまくかみ合っていないということです。
先の巨人戦では1‐2、3‐4と1点差で2試合落としました。
田口・清水と勝利の方程式を欠いて試合後半に中継ぎ陣が打たれて試合を落とすこともしばしばです。

それでは選手個人の成績を見てみましょう。
まずは打率です。
セリーグの規定打席達成者は28人いて、その真ん中の14位は巨人吉川の.270です。今日現在ではここが分岐点と言えそうです。
サンタナは1位で.341(昨年に引き続き流し打ちが冴えています)
長岡が3位で.298(赤丸急上昇中です)
オスナが.278で8位です。
一方塩見.267で15位、村上.264で16位、中村.206で27位は残念です。

本塁打数を見ましょう。
村上が中日細川・巨人岡本と並んで8本で1位です。
オスナが6本で4位、サンタナが5本で6位と頑張っています。

打点はオスナが26打点で1位、サンタナが23打点で2位、村上が16打点で9位です。

投手成績です。
防御率1位は阪神村上の0.88とスーパーです。
吉村が2.13で10位、ヤフーレが3.06で12位、サイスニードが4.54で15位です。

勝利数は阪神才木・巨人菅野と並んでヤフーレが4勝で1位です。
吉村が3勝で4位です。

QS(クオリティスタート)はDeNA東が7QSで1位。
吉村・ヤフーレが4QSで9位です。

セーブは中日マルティネスは10Sで1位。石山が3Sで7位。清水が2Sで9位です。

HP(ホールドポイント)は巨人西舘が12HOで1位。石山が8HPで8位。大西・木沢が5HPで16位です。

全体の4分の1消化ということで昨年のタイトルホルダーの成績と比較してみましょう。

2023年首位打者はDeNAの宮崎で.326。サンタナの打率がこのまま続くとはちょっと考えにくいところです。
本塁打は岡本の41本でした。セリーグの皆さん昨年よりペースが鈍っているようです。
打点王はDeNA牧の103打点でした。オスナは同じようなペースですがこれが続くか、です。
防御率は今年も阪神村上がトップを走っていますが、これが続くとはちょっと考えにくいところです。昨年は同じ村上の1.75でした。
昨年のハーラートップはDeNA東の16勝です。現在4勝の皆さんがこのまま続いて勝てるのか、という処です。
昨年のセーブ王は阪神岩崎の35Sでしたがマルティネスは同じペースで進んでいますが、下位の中日で勝ち星がそれほど上がるか、です。
HPは2023年は阪神の島内の42HPでした。巨人の西舘はちょっと息切れ気味です。他の投手の巻き返しがあるか、です。

今日現在の成績で切り分けると上記のような感じですが、これが交流戦を経てペナントレースが半分過ぎるとまた勢力図はガラッと変わりそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。