ずるずる行かないように 9月5日ヤクルト―広島

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

2カード前の巨人戦ではヤクルトサイドのマスコミは盛んに「首位奪取のチャンス!」なんて煽り立てていましたが、
首位奪取どころか、1位とは差が開き(首位阪神とは3.5ゲーム差)、Bクラスがじりじりと近づいてきています。(10ゲーム差)
ヤクルトは残り44試合ですから、2年前(2019年)のような大型連敗(16連敗)みたいなのが起きなければまず
4位に陥落なんてことは(今年は)ないと思いますが、今の調子では上位進出は至難の業です。

再三言っておりますが、ヤクルトは(強力?)打線のチームです。その中で今年は先発投手メンバーがそこそこ
頑張っているので、今の(首位を窺う)位置にいるわけです。
打線の軸はあくまで3番山田と4番村上です。このセリーグ本塁打・打点2・3位コンビの存在がヤクルトを引っ張り、
そこに脇を固める塩見・青木・オスナ・中村・サンタナが青木はともかく他のメンバーが今年は頑張っており、
強力打線を形作っているわけです。
従って打線の核の山田・村上が不調に陥るとちょっと修復不能です。
昨日も山田は3打数ノーヒット1四球、村上は3打数1安打1死球ですが、村上の1安打は本当のボテボテの当たりが
投手の頭を越してセンターに抜けるという、何ともなヒットでした。
あとは投手へのゴロと三振ですから、村上の「打球が上がらない」症候群は深刻です。
村上は今年何回目かのスランプです。

一昨日2番に据えてちょっと結果を出したオスナですが5番に戻ると途端に元の木阿弥です。
外角低めに落ちる球に三振と高めの球をすくい上げて内野フライの繰り返しです。
4打席目にやっとヒットが出ましたが時すでに遅しです。
塩見も2打席連続して三振で3打席目は坂口に変えられました。
この塩見は本当に打法を変えてこつこつ出塁を狙い、足を生かすか、恐怖の7番打者で西浦のように
たまに長打を放つ打者として生きるかです。こんな三振王(107三振、2位は村上の92三振)1番打者には要りません。

一昨日負けはしましたが、オスナを2番に入れたり、高津監督は打線の組み換えに取り組みました。
試合に負けると途端に打線は逆戻りです。一貫性がありません。

一方の投手陣ですが、先発の田口は3.0回で5被安打、4失点のボロボロでした。初回を何とか3者凡退で切り抜けましたが、
2回先頭の鈴木誠也にさらっとホームランを許すと、そこまででした。
今年の開幕時には層の薄い先発投手陣を引っ張って、QSを重ねてきましたが、阪神を天敵としたためか、
だんだんQSどころか試合を作ることさえできなくなってしまいました。田口は一度ファームで鍛え直し
是非カムバックしてください。
4回途中で降板した田口を継いで原樹理を高津監督は出しましたが、菊池・林に連打を食らって決定的な2失点でした。
8月29日のDeNA戦で先発し7回無失点で涙の今期初勝利を飾った投手を敗戦処理まがいの4回緊急投入というのは
いただけません。
本来、中6日で昨日は原の先発でもよかったはず。このところ結果の出ていない、広島に強いはずの田口の
リハビリを兼ねた登板だったのでしょうが、結果は田口と原の両投手を潰してしまいました。
昨日なんて大下や星のように長い回を投げられる投手も投入したわけで、田口の後は彼らでもよかったのでは。
明日からの阪神戦はすでに奥川・小川・高橋と先発メンバーが決まっているので、もったいないからと
原樹理を出したのか。原投手はどう見ても先発向きです。1週間前に先発で結果出したのに、高津采配解せません。

明日からの阪神戦、滑り落ちないようにまず1勝です。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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