ヤクルト今期の課題2 村上
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
昨日は今期のNo1の課題である先発投手陣に関し書きました。
今日は第二の課題「少子高齢化」についてもう一度、おさらい、キャンプオープン戦の参考にしましょう。
昨年のヤクルトは強力な打撃陣がふがいない先発投手陣を引っ張り、中継ぎ陣でなんとか逃げ切るというのがリーグ2位へ躍進の方程式でした。
その打撃陣ですが、
捕手 中村悠平 28歳
一塁 坂口智隆 34歳
二塁 山田哲人 26歳
三塁 川端慎吾 31歳
ショート 西浦直亨 27歳
レフト バレンティン 34歳
センター 青木宣親 37歳
ライト 雄平 34歳
控えの大引啓次 34歳
畠山和洋 36歳
昨年の強力打線を支えたメンバーのうち、20歳台は西浦・山田・中村の3人です。
以前に「プロ野球選手のピーク」で書きましたが、30歳くらいまでが、プロ野球選手のピークと考えます。
青木のように昨年37歳で素晴らしい成績を残す選手もいますが、平均的にみると25歳から30歳でピークを迎え、それからゆっくりと下降線を描き、35歳くらいで一丁上がりです。40歳までプレーできる選手は稀有です。
バレンティンも昨年後半は本塁打王をあきらめ、打点王狙いに的を絞り、大振りが少なくなりました。
1年を通してぶんぶん振り回すのがしんどくなってきたのでしょうか。
さてそこで補強ポイントが見えてきました。
まずは川端のサードです。ここはヤクルト首脳陣ははっきりと村上を今期のサードレギュラーに据えることを、明確にしています。
宮本ヘッドの「守備がそこそこなら、使い続ける」と言って、ノックの嵐を浴びせ、小川監督も村上を紅白戦4番に据えることを明言しています。
さて村上選手はどこまで首脳陣の思いに答えられるでしょうか。サードの控えには二軍スタートになりましたが、川端・大引の両ベテランに、昨年小ブレークの宮本丈選手がいます。
あとのポイントは外野陣です。みなさんプロ野球選手としては高齢化しています。勝ちゲームの守備固めのみでなく、休み休み使うことも考えると、外野に若手の大幅な底上げが望まれます。
山崎晃太郎・アジアウィンターリーグでブレークした塩見・ベテランの域に入りますが上田と田代、ユーティティプレーヤーの藤井。さらにキャンプから奥村が外野にチャレンジ始めました。ショートサードのみでなく外野もできればますますそのユーティリティプレーヤーぶりに磨きがかかります。
こうしてみると、打撃陣の課題の解消というには、ちょっと小粒のような気がしますが、すべては村上・塩見を筆頭とする若手が一皮も二皮もむけてブレークすることが、今シーズン広島・巨人と優勝争いをする絶対条件になります。
カウントダウン: ヤクルト オープン戦スタートまで19日
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています