不公平?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

緊急事態宣言の一環で、外国人の入国が一切禁じられています。
一種の鎖国状態です。

困ったのはプロ野球の各球団です。
当てにしていた新規加入の外国人選手がビザも取れず、入国もできない状態になってしまいました。

ヤクルトでは、マクガフとスアレスがいち早く入国し、キャンプに参加できます。
しかし新規加入のサイスニード・サンタナ・オスナの3選手はストップがかった状態で、
キャンプ・オープン戦中に入れるのか、開幕後になるのか、わからない状態です。
他球団も似たり寄ったりです。
そういった中で、「不公平だ」という意見が一部球団から出ています。
入国できない選手は決して彼らの責任ではなく、政府が勝手に外国人の入国を止めているせいだ。
すでに日本にいる外国人選手は普通にプレーできて、これは不公平だ、という理屈です。
それでは全外国人選手が入国できるまで、すべての外国人選手のプレーをストップさせるのでしょうか。
それこそ不公平の極みです。

本当に不公平でしょうか。条件は12球団すべて同じです。
来てみなければ、活躍できるかわからない新規外国人選手頼りのチーム作りをしたそのチームの
責任ではないでしょうか。

そもそもこのコロナ禍の事態下で、プロ野球がスケジュール通りに行くと思う方がどうかしています。
何が起こるかわからない状態の下に我々は暮らしているわけです。
そう考えれば、新外国人選手と契約を結んだら、即時ビザを取得させ、日本に入国させるなんてことができていれば、
本当の危機管理です。

昨年の女子ゴルフで、序盤はほとんどの外国人選手が、入国できず、日本人選手の独壇場だったことを
思えば、とにかく入国させるなんてことを考えてもよさそうなものです。
あれよあれよ、と言う間に、首都圏の緊急事態宣言、それが11都府県に拡大され、
外国人の入国もストップです。
沖縄と宮崎のキャンプも無観客になりました。
この間12球団はただ指をくわえて、おろおろしていたとしか思えません。

公式戦日程もオリンピックありきで組まれていますが、オリンピックだって開催されるか不透明です。
プロ野球だってこの先変異ウィルスが勢いを増して、ワクチンが効かないなんてことになったら、
どうなるかわかりません。

我々ファンは楽天的に開幕を待つだけですが、NPBや球団経営者はビジネスマンとして危機管理に当たり、
常に最悪のシナリオも踏まえて準備しなければ、いつまでたってもコロナと決断力のない
政府に振り回されるばかりです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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