通算安打数

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

先日、門田博光氏の逝去に関しNPBの本塁打・打点の通算記録のランキングなんて書きました。
そのランキングでは1位が王貞治氏、2位がノムさん、3位が門田氏だったわけです。

本塁打王と打点王が被るのは比較的多いのですが、前記2件と違い首位打者はなかなかリンクしにくい、だからこそ3冠王は難しい、という話でした。

そこで今回は通算打率と密接に関係している?はずの通算安打数のランキングを見てみました。

1位は張本勲氏です。3085安打、9666打数、通算打率は.319歴代3位です。
張本氏は元祖安打製造機ですが本塁打数は歴代7位の504本です。(これも十分にすごい記録です)

2位が野村克也氏の2901安打、10472打数、通算打率は.277でランク外です。

3位は王貞治氏で2786安打、9250打数で.301は歴代23位です。

4位が門田氏で2566安打、8868打数、.289ランク外です。

以下ヤクルト関係者を見ると
23位 若松勉氏 2173安打、6808打数.319は歴代2位です。
ヤクルトの誇る安打製造機です。通算打率は元ロッテのレロン・リー氏に抜かれました。(.320)

27位 宮本慎也氏 2133安打、7557打数、.282でランク外です。
守備の人、バント名人でしたが、コツコツ積み上げての歴代27位は立派な成績です。

35位 古田敦也氏 2097安打、7141打数、.297は歴代37位です。
ノムさんのDNAを受け継いだ打てるスーパー捕手です。

51位 アレックス・ラミレス氏 2017安打、6708打数、.301は24位です。
ヤクルトから巨人・DeNAと渡り歩き、最後はDeNAの監督まで務めました。
外国人選手もFA権を取るまで長く日本でプレーすると「外国人枠」から外れます。
このラミレス選手やバレンティン選手がそうでした。

66位 青木宣親選手 1874安打、5909打数、.317で歴代5位です。
まだ現役で結果は出ていませんが、2020年まではNPBの歴代通算打率1位でしたが、ここ2年の打撃不振?で急降下してしまいました。

当たり前の話ですが、安打数÷打数=打率ですから、この通算安打ランキングでは通算打率が良くて長くプレーをする(打数が多くなります)選手が上位に来ます。
それと通算打率と通算安打数が必ずしもリンクするわけではないこともわかります。(野村克也氏)
だからこそ首位打者とは別に最多安打賞というNPBの表彰項目があるのでしょう。

ランク入りのヤクルト選手はヤクルトの歴代安打製造機が入っています。
昨年首位打者を取った村上選手がこのランキングに入るくらいNPBでプレーするのかは神のみぞ知る、です。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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