とんでもオリンピック
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
昨年の東京オリンピックもコロナ真っ最中でも強行開催し、いろいろとあったわけですが、
今回の北京冬季オリンピックは感染力が一段とパワーアップしたオミクロン株真っ盛りで、
かつ人権問題を抱えアメリカとの殴り合いが最高潮の中国で、習近平の威信を賭けたこれまた強行でした。
とんでもない人権問題をなかったことにしている中国が主催者で中国べったりのIOCとタッグを組んでの
北京大会です。いろいろと出てきます。
まずは女子ジャンプの高梨の失格問題です。ボクシングの計量での失格は、これは今更肉を削るわけには
行かないので、アウトですが、ユニフォームなんて着替えれば済む話です。
しかもこの検査には厳しいことで知られているおじさんが急に女子の(本来女子の検査は女性が行う)検査に出てきて、
いつもと違うやり方で検査され、大量の失格者を出したと、失格にされた国は皆さん怒り狂っています。
男子スノーボードハーフパイプで金メダルを取りましたが平野歩夢選手の2走目が異常に低い採点で、
平野選手だけでなく、世界中からこれも非難ごうごうです。
なんでもスノーボードはあくまで審判が目で見てそのまま判断するそうで、ビデオ検証もないようです。
採点競技なのにビデオ審査すらないとはこの時代にあり得ない話です。
きっとこのスノボ業界を牛耳る爺さん?が大勢いて、「スノボの採点は目で見てやることが大事」なんて
うそぶいているのでしょうか。スノーボードは比較的新しい競技なのにこの時代錯誤ぶりは驚きです。
一番のニュースはフィギュアスケート女子のロシアのワリエワ選手がドーピング検査で引っかかったのにも
関わらず、スポーツ仲裁裁判所はワリエワ選手がまだ16歳未満なので要保護下にあるため云々で
セーフとなりました。
まったくあきれた判断です。このスポーツ仲裁裁判所はロシアとずぶずぶの関係のようです。
ワリエワ(15歳)が特別保護されるなら、そもそも大人と同じレベルの試合(オリンピック)に出るのがおかしい。
ジュニアの大会に出ていればよいわけです。このような形で特別なハンデを与えることは公正な
競技にならないということです。
私は常々例外とか特例なんて極力排していかなければならないと考えています。
特別扱いで有利になったり利益を得る人がいるということは、そこから外れた人々には不利になったり、
損をするなんてことになるわけです。
そもそもオリンピックなんてIOCという1社のNPOが主催する本来私的な大会ですから、
「ぼったくり男爵」とかとんでもない事が起きてもおかしくないわけです。
しかしその私的な競技会のために日本はオリンピック担当大臣を置いたり、びっくりするような
税金を注ぎ込んでいるわけです。
と、文句を言っても仕方ないので、私のような一庶民はテレビで日本選手を応援します。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています